灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

巨大感情お喋り依存人間

休職中なこともあり、最近は何かと自分自身について考えることが多い。

 

特によく考えるのは、自分にとって何が心地良い状態か、また良くない状態か、ということだ。何となくそれについての考えがまとまってきたので、メモがてら自分語りをしようと思う。

 

最初に定義しよう。自分にとって一番心地良い状態は、感情と言語の出力バランスが取れているときだ。

 

単純に言えば、感情が安定していて言語コミュニケーションにも支障がない状態、ということなのだが、それは些か汎用的に過ぎる表現なので、もっと突っ込んで書くと、以下のようなことだ。

 

まず、感情面について。自分の場合は「何かを好きでいる状態」がベストだと分かってきた。対象は人であっても、コンテンツであってもいい。何も四六時中片想いをしていたいというわけではなく、単純に何かを好きでいたり、何かに夢中になっている状態が好ましいということだ。それこそ本でもゲームでも。

 

ここまではそりゃまあ誰にでも当てはまるのだが、さらに詳しく言うと、自分の場合好意の対象が不在な状態が続くと、行き場をなくした感情のエネルギーのようなものが内部で跳ね返り、不完全燃焼・自家中毒を起こす。いわば泳ぎを止めたマグロのようになって、調子を崩すということが分かってきた。

 

おそらく、好意のエネルギー量が大きく、鎮めておけないので、常に何かを全力で好きでいたい・愛していたいという傾向が強いのだろうと思う。なので、そうした対象が急に目の前から消えてしまうときが、最もストレスを感じる瞬間の一つだ。主観的にでも「裏切られた」と感じるようなケースなら、より最悪になる。

 

これがたとえば特定の人物/グループ等を強く「推す」タイプの人であれば、所謂「推しが生きがい」状態でやっていけるとは思うのだが、残念ながら自分は現状そうしたタイプではないので、不定期に新しく好きな対象を作ってやっていくようなスタイルが続いている。

 

感情面の話については、これはもう完全に精神が未熟でワガママな子供のままということなのだろうと思う。文章にしてみるとそれがよく分かる。ただし、とりあえず今日は思うことを羅列するだけなので、反省会はしないでおく。

 

さて、もう一つ。言語について。こちらも詰まるところはシンプルで、常に言語的なアウトプットを続けている状態が自分にとってはベストということだ。これは対面のお喋りでもいいし、オンライン通話でもいいし、Twitterでも、ブログでもいいのだが、少なくとも肉声を発するコミュニケーション(会話・通話)は一定量を維持していないと大きく調子を崩す。早い話が、重度のお喋り依存症なのだ。

 

暇だとつい頭の中であれこれ考えてしまうタチなので、それを言葉にしてアウトプットする(吐き出す)機会がないと、これまた堂々巡りで自家中毒を起こす。何日も何週間も黙々と一人考えごとをできるタイプではなくて、雑談でも何でもいいから人と喋りたい性分ということだ。

 

ただ、厄介なことにその話題も何でもいいというわけではない。というより、仕事と家庭以外の話が望ましい。間違いなく、それら以外の話題をほとんど喋らなくなってから、心の不調が本格化した。その二つから解放されてコミュニケーションを取ることを切実に求めている。

 

単にお喋り依存症だということを述べるのにまあよくも回りくどく話すものだと呆れるが、こちらも「改めて考えてみたら思ったより重症っぽかった」という感じなので、優しい読者の皆様にはどうかご容赦願いたい。

 

「好き」の感情エネルギーを向ける先がちゃんとあり、安定している状態。かつ、家と仕事以外について他人と言語コミュニケーションを取れる=お喋りができる状態。これが、現時点で考える、自分が最も安定していられる条件のようだ。逆に言えば、考えうるベストは「好きなものについて語っているとき」ということになる。だから、そうした機会に付き合ってくる友人(先輩後輩知人フォロワー等全てを含む)は、自分にとって何よりかけがえのない存在だ。最早命綱であり、大いに依存していると言ってもいい。

 

ここ最近では知人とのzoomだけでなく、もくりというアプリでフォロワーと通話する機会にも恵まれ、毎回違った話題で盛り上がり大変楽しい時間を過ごさせてもらっている。いつも喋り倒して申し訳ないと寝る前に反省会を開いているが、現状の自分にとっては間違いなく一番のリハビリであり、心の栄養のようなものを貰えている。月並みな言葉しか出てこないが、いくら感謝してもし足りない。いちいちまた大袈裟な…と思われるかもしれないが、本当にそれくらい助けられているし、ありがたいという気持ちでいっぱいだ。

 

ということで、引き続きもくり・zoomほか通話フレンドを募集中である。もし物好きな方がいらっしゃれば、お暇なときに是非リモートお喋りに付き合っていただければ幸いだ。というか、どうかお願いします!!