灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

もくり部ありがとう

最近、作業通話アプリのもくりをよく使っている。

 

作業通話といっても、自分は絵を描いたりできないし、文章を書きながら話せるほど器用でもないので、実質お手軽おしゃべりツールとして使っているのだけど、これがものすごく楽しい。

 

自分で部屋を立ち上げることもあれば、フォロワーの部屋に入ることもあって、なんだかんだで週4とかそれ以上のペースではもくっている気がする。これほどまでにコミュニケーションツールに入り浸るのは、Twitterを除けばインターネットキッズ時代のチャットや掲示板以来かもしれない。

 

中毒と言ってしまえばそこまでなのだが、個人的には本当に助かっている。なにせメンタル休職中の身なので、なかなか人と話す機会がない。もともと相当にお喋りが好きではあるのだけど、どうしてもオフラインの知り合いを毎晩呼び出すわけにもいかないので、部屋を立てる/お邪魔する形式のもくりはとてもハードルが低くてありがたい。

 

特に何か重たい話をするわけではなく、各々が好きなものを布教し合ったり、雑談をするだけなのだけど、それが本当に楽しい。何より、家族のことや仕事のこと、病気のことを何も考えずに好きな話に没頭できるのが、とてもとてもありがたい。

 

人と話したいときに、誰かが付き合ってくれる。これは本当にすごいことだ。去年の春以来、親しい人たちと直接会えなくなって久しいからこそ、余計にその有難みが分かる。特に自分は人と喋らないでいると顕著にメンタルが悪化するので、その予防とリハビリにも通話が一役買ってくれている。

 

Twitterの方ではちょくちょく語っているが、もくりでフォロワーに勧められたコンテンツで新しい世界を知れたものも数々ある。自分の興味・好みはすごく狭いので、信頼できるフォロワーのオススメはその枠をぐっと広げてくれる。

 

これは思いつきだけれど、自分のもくりの部屋は「部室」のような存在にできたらな、と思っている。フラッと顔を出したら誰かがいて、暇つぶしにおしゃべりをしたり、好きなものを教え合ったりするような、そういう空間にしたい。と言いつつ、自分自身は部室がある学生生活を経験しなかった人間なので、多分に想像と憧れを含んでいるのだが。とにかく、一斗缶みたいにあったかい、みんなが立ち寄れるような場所にできたらいいな、と思っている。

 

もくりでゆっくり話してみると、Twitter付き合いだけでは分からなかったことを知れたり、思わぬところで好みや考えの一致に気付いたり、発見が多くて本当に楽しい。願わくば、これからも色んなフォロワーの話を聞いてみたいなと思う。もし興味がある(という奇特な)方がいらっしゃったら、チャット参加もできるので、是非お越しくださいませ。

 

最後に、いつも顔を出してくれるフォロワー達へ。

 

特に何があるというわけでもなかったんだけど、口では日頃の感謝を伝えきれないのでブログにしてしまいました。本当にいつもありがとうございます。どんな薬、カウンセリングよりも助けられています。毎度くどくて騒がしくて申し訳ないけれど、よかったらこれからもたくさんお喋りしてください。灰色より。