灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

アイドルが嫌いだった【大体まいにち・7】

おはざーっす。今日は午後からなんで午前中からスマホでブログ打ってます。

 

今日もタイトルに言いたいこと書いてるパターンすね。

 

 

テレビに映る女性アイドルが苦手、それを通り越して嫌いでもありました。

 

この文章だけ読んで合わなさそうだと思った方は閉じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどの方はご存知の通り、俺は世代的に言うとモー娘。全盛期が小学生、AKB全盛期ちょっと前くらい?までが大学生、とかそんな感じです。

 

モー娘。のブームは大層凄まじく、運動会で踊らされたりしたのですが(下の学年だっけな?)、とりあえず幼稚園の頃からずっと中二病にかかってたので好きになるわけもありませんでした。バカ騒ぎ系のアイドルソングが苦手なのはこの頃から変わってないかもしれませんね。あとは特に思い入れとかないんでこのパートは終わり。

 

ラブソングとバカソングと青春ソングが嫌いなんで、AKBも当然ながらアレルギー全開でした。そもそもこの時期はテレビをたまの金ロー以外全く見ていなかったのですが……

 

ちなみにこの世で最も嫌いな曲のベスト3には恋するフォーチュンクッキーがずっと居座っています。本気で体調が悪くなるレベルに無理です。聴覚過敏の人にヘッドホンでマキシマムザホルモン聴かせるみたいなもんなんで勘弁してください。ちなみにあと2枠は小さな恋のうたと香水(ここはたまに入れ替わる)。

 

 

とはいえ、その辺はジャンルの話です。

 

一番無理だったのは総選挙?でしたっけ、あの人気投票システムでした。

 

いやー、よく考えたものだと思いますよ。

 

ちなみにヒプマイで一番嫌いな要素もこれですね。こっちは単なる愚痴ですが。

 

そもそも人気投票というものがずっと嫌いです。多数決で絶対評価がつく仕組み自体が。

 

それでも漫画のキャラとかならまだいいんですが、相手は生きてる女の子ですよ。それも10代とかの。

 

それが低順位で病むとか、ギリギリで選抜?に残れなくて泣くとか、ファンがCDでピラミッド作るとか……

 

いや、悪趣味すぎるでしょ。

 

 

リアリティショーとかオーディション番組が大嫌いなのも根は同じなのかもしれないんですが、頑張ってる人間が泣いて退場するのとか、それをエンタメとして演出して消費するのが本当にダメなんですよね。美意識が許さないというか、もっと言うとこの言葉は使いたくないんですが、生理的にどうしても受け付けないんです。

 

だって、可哀想じゃない?っていう。

 

あまつさえジャンケン大会とかやってて、もうバカじゃねえかと。で、恋愛禁止なのに君が好きだ〜言えないよ〜みたいな曲歌って、恋愛禁止破りましたごめんなさいって坊主で記者会見したり別グループに飛ばされたとかやってるわけでしょう。あとなんか全員下着でジャケ写撮ったり全員水着でMV撮ったり?。

 

いや、マジでこれ以上の(性的)消費ってあるか?と。

 

これより醜悪な、大人と大衆による搾取ってあるか?と。

 

もう本当〜〜〜〜に無理でした。何もかもが。

 

 

最近、「アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア」という、48グループを引退した女性たちのその後を取材した本(ライターも元SDN?の人)を読んだんですが、偏見は解けるどころか、ただただ呆れるばかりでした。

 

あ、でも登場している人たちはみんな素敵な方々ですし、読み物としては非常に面白いのでおすすめです。そもそも冒頭の導入からして圧倒されますので。

 

 

とにかく、アイドル蠱毒システムは心底ロクでもねえなと。その考えは今も変わりません。

 

争って泣いてる人、見たくないんですよ。男女問わず。

 

ワートリの太刀川さんの言葉を思い出します。

 

「気持ちが強い方が勝った」って、じゃあ負けた方は気持ちが弱かったのか?っていうやつですね。

 

極論、ビットコインで一山当てたやつとかに推されたらCDなんか際限なく積まれるわけで、そしたら中高生のお小遣いなんて台風に晒される藁の家ですよ。実際にそういう例があったかは知りませんが。

 

人気投票への憎悪は止まらないんでこの辺でやめときます。

 

 

あと、この機会にどうしても書きたいことがもう一つあって。フォロワーでも好きな人多そうなんで言わなかったんですが。

 

 

櫻坂?欅坂?乃木坂?のサイレントマジョリティって曲。めちゃくちゃ流行ってて、否応なしにテレビで見るタイミングがあったんですよね。なんかの歌番組かけっぱなしにしてるときだったかな。

 

「君は君らしく生きて行く自由があるんだ 大人たちに支配されるな」って、みんな同じ衣装で一糸乱れぬダンスで歌ってるんですよ。

 

自虐コントなのか?

 

悪趣味すぎるだろ、いくらなんでも、と。

 

マジでこの歌詞の邪悪さ凄まじいですよ。

 

剣闘奴に「一人ひとりが生きている人間なんだ 生命は何より大切なんだ」って歌わせるようなもんですよ。

 

ストリートチルドレンに金渡して「この世界は優しさに溢れている 僕たちは今日も幸せだ」って踊らせてるのと同じです。

 

いや、支配されてるだろ、と。

 

ちょっとこれは本当に、鼻で笑うのを通り越して勝手に心配になりましたね。病んじゃう子とかいるんじゃないのって。しかもなんか絶対的センター?とかいるじゃないですか。あれも意味分からんし。

 

 

そんなわけで、ずーっとアイドルというものに偏見があったわけです。……っていうか、48ファミリーへの憎しみですね。ほとんど。

 

嫌なら見るなとかじゃなくて、ひたすらに女の子がかわいそうすぎないか?大人醜すぎないか?ってだけです。ROCKYだったらキレてますよ。

 

あ、ももクロニュートラルです。濃いし、強そうだし。こないだイナズマで初めて生で見たら高城れにちゃんが欠席で3人だけでしたが、それでも貫禄のステージでしたね。ただ、特にブッ刺さる楽曲に触れたわけでもないんで、本当にニュートラル、無でした。

 

 

なので、地下アイドルにもガンガンガンガンに偏見があって。具体的には、悪い大人たちの道具になってる存在としか思えなかったんですよね。しかもこの場合、ファンの質だってピンキリだろうし、と。

 

ファン側についての今の俺の考えは別の記事で書いたんで省略します。

 

 

そんな中、偶然見かけて一目惚れしたアイドルは、なんとセルフプロデュースでした。

 

Juriちゃんなんか社長兼プロデューサー兼マネージャー兼振付師兼リーダーですよ。バグってるだろ。Megは作詞振り付け歌割やってるし。で、みんなでクソデカスーツケースに衣装とグッズ詰めて遠征してエレベータもないライブハウスの6階とかで一日2本とかLIVEやってるんです。

 

だから、本当に偶然でしかないけど、Finallyは好きな要素がてんこもりなだけじゃなくて、嫌いな要素が皆無だったんです。

 

事務所を抜けて6人で独立した話とか、本当に尊敬してます。

 

その事務所所属のアイドルがどうしても好きになれないのは、こういうところもありますね。単純に他に好きなグループ(ジエメイとか)が異次元なのもあるけど……

 

 

ただ、Finallyに出会ってから確信を深めたことがあって。

 

俺が嫌いなのはアイドルじゃなくて、「事務所」「プロデューサー」だったんだなと。

 

大人が嫌い、って30もゆうに超えたおっさん(子持ち離婚協議中)が言うのは終わってるなと思いますが。

 

事務所が夢や目標をエサにして少女たちを馬車馬のごとく働かせ、駒のように操作し、奴隷のように従わせる。

 

プロデューサーは着たくもない衣装を着せて、全然思い入れのない言葉を歌わせて、意味不明な企画を打つ。

 

俺はそういうのを憎悪してるんだなと。

 

事務所とかプロデューサーの存在がネガティブに作用しているケースには、ジャンルを問わず嫌気がさします。正直言うとLDH(と鈴木おさむ、よく知らないけど)とかもそうですね。

 

 

ナイーブで幼稚でピュアすぎる感情かもしれません。ただ、本当にほとんどのアイドルとかアーティストの人たちは年齢を問わず努力しているし、歳以上に大人でメンタルも立派で、尊敬できる人が多いと感じます。少なくとも表に出ている面は。

 

話ズレますけど、ランペとかこれ以上ないくらいナイスガイ揃いで年齢を感じさせない安定感とチャレンジ精神を兼ね備えたパーフェクトグループなのに、少なくない割合のファンの質が全く伴っていないみたいで、本当に苦労するなと思います。注意喚起しても聞いてくれないとか。どんなアーティストもファンを変えることはできませんからね。西川兄貴のオタクでさえ相当ひどい話ありますし。

 

 

ファンおよびオタクの話はいい加減にやめますが、とにかく大人が限りある少年少女の時間とか夢を消費する構造が見えて透けるのが、この世で最も醜悪なものの一つに感じられるんですよね。

 

地下でも俺が見てるのなんて相当の上澄みですが、それでも目立つのはあります。

 

チケットを一人3枚買ったらあなたへのお手紙プレゼントとか、10枚買ったらオフ会とか。

 

スタンプ500個集めたらデートとかいうのもどっかで見たな。海老名で服選んでもらった俺が言う権利ないかもしれんけど。

 

一番ひどかったのはグループ内での手売りチケットダービーってやつです。noteでフォローしてるメンタル病んでる系アイドルさんがそれで大層苦しんだみたいで、チェキトークでも「好きだけど事務所が嫌いだから離れる」って言われたとかなんとか。直接言うやつも頭おかしいだろと思いますが、「本人たちは好きだけど事務所は許せない」って気持ちには俺も多分なると思います。自分の中で我慢できないラインを越えたら。

 

そういうのを見るたび、やるせない気持ちになるわけです。

 

BiSH?とかも、プロデューサーが解散したいから解散するらしいし。で、納得できてないですとかコメントしてるメンバーがいたりするわけですよ。あとなんか大昔全裸MVとかいうのあってマジでドン引きしました。

 

 

いや、もう、本当に。

 

やめろよ、そういうの。

 

相手は人間だぞ。

 

夢を見て東京に出てきたひとりの女の子だぞ。

 

 

結局、俺が本当に嫌いなのはアイドルじゃなくて、秋元康的な存在だったという話です。

 

秋元康のやったことで評価できるのはたったひとつだけ。

 

蒼き流星SPTレイズナーのOP「メロスのように」の作詞をしたことだけです。

 

それがあるから、「レイズナーは好きだけど秋元康は大嫌い」がずっと続いていて、困った物です。

 

誰か何とかしてくれよ!(アニメ版OP)

 

 

おわり。