灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

書き投げ日記 5/17火曜日

おはようございます灰色です。現在9時20分です。

 

本日はTMR25周年滋賀県内限定25公演ツアー・VOTEのFINAL2day参戦のための滋賀遠征です。いい具合に荷物はクソデカ思想トートバッグに収まりました。超重いけど。

 

予定より早く出られたので、切符だけ買えたらあとは東京駅でたまには駅弁でも買おうかな〜というような気持ちになっております。が、どうも品川乗り換えの方がだいぶ早く着くっぽい。現地の駅前ですることがあるかどうかはともかく、ホテルに早く着いて困ることはないので品川ルートへ。待合室あったっけな…昼飯のチョイスが狭くなるのがネックですね。

 

いっそ米原で降りるたびに気になってた駅弁屋で買ってどっかのベンチで食べれる方に賭けてみる。万が一に備えて、品川では朝メシと飲み物の最低限の調達にしておこう。なんか電車遅延してるっぽいけど早めに家出といてよかった。

 

野洲は兄貴の地元だからまた一段と特別なLiveだったのね。MCメモを(本当はダメなのかな?)Twitterで見て色々じーんと来てしまった。

 

ちなみにJAPAN VOTEはとりあえず日帰り圏内の埼玉・千葉・栃木までにしておきました。地方で同行者分の申し込みとかもあったらまた別だけど、今のところは一人参戦オンリーだしね。来年の公演は何もかもが片付いて、遠方の観光旅行とくっつけられそうなところがあって、誰か巻き込めるくらい染められてたらいいなー。とか具体性のない妄想は膨らむ。

 

Twitterにも書いたけど、今日と明日はどれだけLiveでブチ上がっても深酒したり通話アプリやスペースを開いて人と喋りたがったりしないことをここに誓います。翌日の予定があるので……。マジで……。もし暴走してそうなら殴って止めてください。

 

予定といえば、昨晩ふと楽天トラベル見返したら当初の宿よりはるかに安く泊まれるところを発見したので、大浴場があってそこそこ綺麗そうなのを確認して切り替えたりしました。500円やそこらなら気にしないのですが、さすがに4000円以上違ったので心が動いてしまいました。どうせ人と会ったら歯止めが効かなくなるので、抑えられるところは抑えておかないと……

 

昨日から読み始めた「神・文章術」。フミコフミオ氏によると、大切なのは好き放題に書きまくってはは誰にも見せず見返さずに捨てる「書き捨て」の繰り返し、習慣化だという。それによって一瞬一瞬で流れていくはずの思考が定着して、整理されていく、とか色々なメリットがあるそうだ。

 

なるほど一理ある、と思ったのだが、自分特有の「噛みつき癖」(※)により、この辺の主旨はちょっと俺のやり方とは違うかなーとも思った。

 

※噛みつき癖……大学のゼミの教授から一年次に教わった心得。教授は、「どんなにすごい本、偉大な人が書いた本、なるほどと思う本でも、一冊丸ごと読めば必ず一箇所は「あれ?」と疑問に思ったり、「自分の考えとは違うな」と違和感を覚える部分が見つかるはず。それが批判的思考のはじめの一歩であり、いずれはあなただけのオリジナリティを持った研究をすること、文章を書くこに繋がっていく」と仰った。以来、金言として頭のど真ん中に焼き付けている。いずれ記事書きたいくらいの言葉。

 

※の解説が長くなりすぎたので話を戻す。まず、「神〜」が対象としているのが、自分のような書くの大好き、毎日何かしら打ちまくってる層ではないということには触れておかなければならない。自分が「書けない人」だと思っている人向けの本であり、苦手意識を捨てて今日から書くことを始めよう、という読者をターゲットとした本なので、自分の思想とズレがあるのはある意味当然なのだ。と、これだけ前置きした上ではあるが、氏の提唱する「書き捨て」と自分のスタイルの違いが大体言語化できてきた。

 

簡単に言うと、人に見せたい、読んでほしいと思わずに頭に浮かんだままを書いて、見返さずに捨てる。この習慣化が、あなたを「書ける人」にしていく、というのが「書き捨て」だ。

 

これに対しての自分のスタンスは「やだよ!だって考えたことみんなに読んでほしいじゃん!だから何であれ放流するわ!」なので、そこが合わない感じだった。

 

これ以降も一応ちゃんと筋立てて考えの違うところとか、それでも参考になったところ、オススメできる点なんかもまとめたのだが、日記にするには長すぎるので別記事送りとする。

 

米原で新幹線から乗り継ぎ、ICカードの使えない近江鉄道の領域に突入。周りは学生さんが半分以上くらいな感じでのどか。米原駅で買えた「近江牛大入り弁当」が肉たっぷり&ご飯がほんのりカレー風味、という感じで大変美味しかった。エネルギーチャージ完了。

 

ワンマン車両に乗り込んだところで、少しスマホを見る手を止め、車窓の外に目を移す。山があって、家があって、田園があって、たまに駅があって、大体そんな感じだ。今朝板橋区から大荷物でやってきた自分は奇特な見た目だけど既に何者でもなくなっていて、とても穏やかな目で周囲を見られている気がする。スマホを見ている人が大半、音楽を聴きながら目を瞑っている人、お喋りを中断して各々の地元駅で降りていく学生。東京と何も変わらないけど、この人たちの家がこの風景のどこかにあって、毎日の生活があるんだな、とかそんな当たり前のことに思いを馳せてみたりする。

 

こんなのは東京から来た人間の自分勝手な感傷郷愁体験ツーリズムに過ぎないのかもしれないが、とにかく自分はこういう風景を見て、人間の生活を想像するのが好きだ。そういうときにTMRのセトリではさすがに激しすぎるので、いつも通りにタンゴのベストセレクションを聴く。自分が感傷に浸るとき、なんでこんなにもタンゴが合うのだろう。毎度毎度不思議でならない。

 

ライブ会場のある八日市駅に到着。ホテルのチェックインまでの時間潰しに町ブラしてたところ、やたらおしゃれなフルーツサンド屋さんのフードトラックを発見し虫のように引き寄せられていく。シンプルに惹かれた心のままにメロンサンドをいただく。サイズは小ぶりだけどメロンもたっぷり、クリームはあっさり、パンまで美味しい!思わずLiveで東京から来たことを話し込んでしまい、兄貴の布教活動に精を出してしまった。Tシャツの思想の強さで一笑い取りつつも、やはりこのパッケージの西川菓子は普通にそこら中で売られているようだ。さすが兄貴……とにかく溢れる兄貴愛を語らせていただき、こちらがお礼を言いたいくらいの気分でお別れした。いや本当マジで美味しかったな……オープン垢だったらタグつけてTMRファンに拡散したいくらいだ。Twitterのフォロワー2000人って言ったらちょっと驚かれたけど、ごめんなお兄さんこっちは別にTMR繋がりじゃないし鍵だし滋賀ともあんまり縁がないんだ……

 

そのままちょっと早めに駅前ホテルへチェックインさせていただく。開場まで時間はあるし、今回は急ぎで買いたいグッズもないので、先に風呂に入って体力をMAXにしておこうかなーと思案中。ライブ終わってちょっと飲んだら倒れるように寝ちゃうかもだしね。

 

大浴場に入り、ストレッチをして、ホテルで少し休憩してから出発。ロビーが例によって平和。というかハコが前回にも増して小さい気がするんだけど、これ兄貴のファイナルパワーでブッ壊れるんじゃないのか……

 

ロビーで冷静になるべくバルジ大喜利をブログに書き溜めていたら7000字くらいになった。俺は一体何をしているんだ……とはいえ、20日には西の巨人(と勝手に呼んでいる)フォロワーとバルジストの集いが開催されるので、それまで空き時間の研鑽を絶やすことはできません。

 

開場したので先へ。会場は本当にこぢんまりした感じで、ピアノの発表会とかやるようなイメージ。なんですが……ステージが……近い!!一般申し込みなのに……近い!!ぶっちぎりで未経験の近さです。さすがに端側なので機材があったりはするのですが、それでもこの距離の近さはすごい……というか、兄貴のパワー的にマジで大丈夫なのかこれ……?後ろの方々が「地声で十分なんじゃない?」とか言ってて笑ってしまいそうになった。マジでそういう規模感。兄貴がこんなに近くで見れるだけでもう高揚感ヤバいんだけど、どうなってしまうのか全く分からない。

 

ライブ終わりました。近かった……マジで……兄貴がほぼ目の前に……

 

この会場じゃないとまずありえない距離感で、しかも好きな曲の好きなパート(魔弾、レベル4の2番とか)歌ってくれて……最高だった……殿……

 

それでは、今日はこれで……