灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

書き投げ日記 4/4月曜日

今日の日記もしばらくひたすら暗い話が続きますが、最終的には本を読んで少しだけ持ち直したので大丈夫です。

 

ただ、本当に苦しんでいたのは事実なので、何かあったときのためにもそれを消さずに記しておきます。不快になられた方にはお詫び申し上げます。

 

 

おはようございます。11時です。

 

意欲も気力もなく、ずっと布団から出られません。空腹ですが、何もする気になりません。

 

10時間寝たのですが、陰鬱な気持ちは消えません。起きてすぐに、消えたいな、死にたいな、という気持ちに取り憑かれて、うずくまっています。

 

12時半に何とか身体を引きずって起き上がり、昨日の鍋の残りを昼食にしました。それと今の物件の再契約の申し込み。

 

それだけでまたぐったりしています。今日は通院の日なので移動しなきゃいけないのですが、それまで動けそうにありません。

 

自分の体も心も自分のものでないようです。

 

14時まで寝ては起きてを繰り返し、なんとか身体を起こして顔を洗ってクリニックに行きます。電車に1時間弱乗る必要があるのですが、それだけでクタクタに疲れてしまいました。

 

日常的な運動の必要があるのは分かっています。コロナの体力低下と花粉と大雨でろくな活動ができないんです。

 

意欲、気力がまるで全て消え失せました。

 

世の中には寝逃げという言葉もあるようです。ストレスから寝てばかりというのは他にもあるケースだと分かりました。自分は働いていた頃から特にこの傾向が強く悩んでいたのですが、やる気がない、サボっていると度々責められていました。思い出すと辛いので、やめます。

 

異常に短気になっています。iPhoneの予測変換で躓くだけでキレそうになります。明らかに平常の精神状態でないのが自分でも分かります。苦痛が絶えません。明日の自分がどうなっているのかが恐ろしいです。

 

楽しい予定を立てようとしても、好きなものに触れようとしても苦しみが勝ちます。電車が駅から発車するときの揺れが不快です。

 

昨夜はブログを書いても落ち着かず、寝付くまで死ぬこと、具体的には首を吊ることをかなりリアルに想像していました。なるべく多くの人に迷惑をかけないことを考えるとベタですが山中でという発想に至りました。でも好きな山を汚すようで申し訳ないですね。今も電車や高所をつい意識してしまいます。

 

こんな話をしてごめんなさい。心配をかけて申し訳ないです。楽しい話がしたいし、親しい人たちに見放されたくないけど、かなり追い詰められているようです。ようやく抜け出せたかと思ったらそんなことはありませんでした。

 

クリニックでもろくに喋れず、明らかに最悪状態ですよという様子が伝わったのか、問答の末に薬を久しぶりに増量されることになりました。こちらの療養に終わりは来るんだろうか、来てもそのとき子供はいないのに何の意味があるのか、と思うと全て捨てて死んでしまいたくなります。薬で誤魔化せるようになるのを祈ります。

 

今の家を引き払って実家に住んでは、と言われたのですが、淡々とその選択肢がプラスにならないであろうことを伝えました。世の中ではやっぱり実家=静養というイメージなんですかね。たしかに今の家で一人で苦しんでいるときは辛いですが、家族に常に話せるものでもないし、周囲に飲食店はなく駅までも遠く、何より友人とも会いづらくなり、折角落ち着いた住居を投げ出して帰る気には全くなりません。ということを説明しました。

 

さすがの先生もお手上げだったようです。なんとか1週間凌いで、また頑張って来てくれと言われました。気をつけて帰ってと何度も念押しされたので、よほど心配な様子だったのでしょうか、と他人事のように思います。

 

気圧のダメージもあるんでしょうが、それも含めて何かで弱るたびに子供のことが心を蝕むのが苦しいです。街を歩いていて子供が目に入るだけでも苦しいです。

 

先週スピーチをしてから後輩にかけてもらった言葉、褒めてもらった言葉、一緒に飲んだときのことを思い出して、なんとか自分の生きる価値にすがろうとして頭を落ち着けています。大切だった家族を失う俺にとっては、今いる友人関係がほとんど唯一の拠り所で精神的な支えになっています。相当依存しているのは間違いないです。いつも申し訳ないと心から思っています。

 

返信できたりできなかったりしますが、いただくLINEやDMは全て読ませてもらっています。すごくありがたいです。誰からも忘れられたら今度こそ本当に死んでいるのと変わらないので、なりふり構わず誰か俺に構ってくれ、気付いてくれ、と言い続けています。見苦しいですね。

 

寝たきり状態で腰や背中が痛いです。少しでも元気があった頃はストレッチをよくしていたのですが、コロナ発症以降めっきりやらなくなっていました。いくら好きでも整体にばかり頼っていてはダメですね、ただでさえ出費が多いので。

 

出費。仕方ないことですが、住居の更新には相当の出費が伴います。一括払いなので当然ではあるのですが、妻子がいる方の自宅の家賃もあり、気が滅入ってきました。むしろ昨年ほとんど心配せずに過ごせただけでとても恵まれていたのですが。あらゆることが心を苛みます。

 

まっすぐ帰るべきだったのかもしれませんが、一息つきたくてまたタリーズに紅茶を飲みに来ました。家にもたくさんティーバッグはあるのですが、お湯を沸かして飲む気力がありません。たとえチェーンでも、行きつけのカフェというのはありがたいものです。紅茶が染み渡ります。身体が芯から冷えていたようです。

 

なんとか気持ちを持ち直せないか、本を読もうとしてみます。

 

項羽と劉邦の下巻をゆっくりと半分くらいまで読みました。ものすごく、本当にものすごく面白い。これを読んでいる間だけは、何も考えずに没頭できます。

 

これほど読書に心を救われたことはないかもしれません。古今東西、本がたくさんの人の心を救ってきたとはよく言われますが、自分にとってはなまじ現実的な話や感傷的な物語より、ダイナミックな戦記の方がつくづく性に合ってるのだな、と面白くなってしまいました。

 

タリーズから出て、夕飯にパスタを食べに来ました。ラーメンと悩んだのですが、高いけどくつろげる店はありがたいです。食後に紅茶をもらってゆっくりしてから帰ることにします。

 

今日なんとか絶望感を和らげられたのは紛れもなく本を読んだおかげです。こういう作品に他にも出会えたらいいな、と思います。それでは。