灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

もくり部ありがとう

最近、作業通話アプリのもくりをよく使っている。

 

作業通話といっても、自分は絵を描いたりできないし、文章を書きながら話せるほど器用でもないので、実質お手軽おしゃべりツールとして使っているのだけど、これがものすごく楽しい。

 

自分で部屋を立ち上げることもあれば、フォロワーの部屋に入ることもあって、なんだかんだで週4とかそれ以上のペースではもくっている気がする。これほどまでにコミュニケーションツールに入り浸るのは、Twitterを除けばインターネットキッズ時代のチャットや掲示板以来かもしれない。

 

中毒と言ってしまえばそこまでなのだが、個人的には本当に助かっている。なにせメンタル休職中の身なので、なかなか人と話す機会がない。もともと相当にお喋りが好きではあるのだけど、どうしてもオフラインの知り合いを毎晩呼び出すわけにもいかないので、部屋を立てる/お邪魔する形式のもくりはとてもハードルが低くてありがたい。

 

特に何か重たい話をするわけではなく、各々が好きなものを布教し合ったり、雑談をするだけなのだけど、それが本当に楽しい。何より、家族のことや仕事のこと、病気のことを何も考えずに好きな話に没頭できるのが、とてもとてもありがたい。

 

人と話したいときに、誰かが付き合ってくれる。これは本当にすごいことだ。去年の春以来、親しい人たちと直接会えなくなって久しいからこそ、余計にその有難みが分かる。特に自分は人と喋らないでいると顕著にメンタルが悪化するので、その予防とリハビリにも通話が一役買ってくれている。

 

Twitterの方ではちょくちょく語っているが、もくりでフォロワーに勧められたコンテンツで新しい世界を知れたものも数々ある。自分の興味・好みはすごく狭いので、信頼できるフォロワーのオススメはその枠をぐっと広げてくれる。

 

これは思いつきだけれど、自分のもくりの部屋は「部室」のような存在にできたらな、と思っている。フラッと顔を出したら誰かがいて、暇つぶしにおしゃべりをしたり、好きなものを教え合ったりするような、そういう空間にしたい。と言いつつ、自分自身は部室がある学生生活を経験しなかった人間なので、多分に想像と憧れを含んでいるのだが。とにかく、一斗缶みたいにあったかい、みんなが立ち寄れるような場所にできたらいいな、と思っている。

 

もくりでゆっくり話してみると、Twitter付き合いだけでは分からなかったことを知れたり、思わぬところで好みや考えの一致に気付いたり、発見が多くて本当に楽しい。願わくば、これからも色んなフォロワーの話を聞いてみたいなと思う。もし興味がある(という奇特な)方がいらっしゃったら、チャット参加もできるので、是非お越しくださいませ。

 

最後に、いつも顔を出してくれるフォロワー達へ。

 

特に何があるというわけでもなかったんだけど、口では日頃の感謝を伝えきれないのでブログにしてしまいました。本当にいつもありがとうございます。どんな薬、カウンセリングよりも助けられています。毎度くどくて騒がしくて申し訳ないけれど、よかったらこれからもたくさんお喋りしてください。灰色より。

 

 

 

 

所持メギド159柱全部語る(メギド72)

タイトルの通りです。ブログのネタ切れと、そういえば今まで書いてなかったなと思い、大好きなスマホゲームのメギド72の全所持キャラについて主に性能面の使用感や思い出を中心に語っていきたいと思います。最新節加入メギドまでのネタバレを含みます。メギドによって濃淡が激しいのと、特に最近召喚したメギドは未使用が多いのにはご容赦ください。2018年6月からプレイしてソロモン王レベルは112、メインVHは最新まで完了・イベクエEX全制覇、PvPはノータッチです。

 

祖-001 バエル

Bシャックス加入前はルゥルゥ狩りに起用したり、その他海洋生物特攻でお世話になった。今はアシュトレトに防御無視滞水から奥義撃ったりしてるけど、そこまで登板率高くない。

 

祖-002 アガレスB

マスエフェクトの王者。ウァサゴさん加入前にフラカンに即死打ったりしてたけど、今はもっぱらケラヴノスやアシュトレト戦でのME・オーブ係。ということで心深圏の登板率は結構高い。短時間なら高HPでワンボトムもやれる。

 

祖-002 アガレスC

列攻撃の雄。メギクエ・イベクエオート高速周回のお供。防御無視が偉すぎる。S強化してアシュトレトを薙ぎ払ったりもするけど、一番輝くのはセイバーグランド戦。ダゴンちゃんのMEを踏ませるとスキルでHP吸収して超回復する。ということで登板率激高。奥義と覚醒をまともに生かしたことはほぼない。

 

祖-003 ウァサゴR

初手担当。オートでも大体奥義打ってくれるのが助かるし安定感抜群。パイモン他のME+バニーフォラス+ウァサゴさん奥義でゲージ+3までいける。オセさんと同速なのでエンキドゥが手放せない。あと開幕覚醒でフラカンを即死させたりもできる。というわけで、登板率は非常に高いです。

 

祖-003 ウァサゴB

7月末に来てくれた高貴なお方。実装時サバトで引けなかったので超嬉しい。まだ活かしきれてないけど、全体化でバリバリアンを一掃するのに活躍してくれた。絶対強いのでプルソンくんと組ませたい。

 

祖-005 マルバスC

強くて可愛くて性格もいいハルマ。めちゃくちゃ有能なんだけど、いかんせん当アジトはヴィネ様が初期に来てずっとレギュラーだったので、そちらに頼る傾向が強い。でもやっぱり毎ターンゲージ+1はメチャクチャ強い。レギュラー編成だとガガゼゼガ戦でロノウェMEを踏み回復とオーブ係を務める。覚醒でゲージ補助できるのをよく忘れる。全体攻撃もらって奥義レベル上げられると嬉しいよね。

 

祖-005 マルバスR

リジェネハルマ。点穴自体がパワー負け気味なこともあり、登板は心深でコンディションの都合が付かないときのオーブ係くらい。専用霊宝待ち。モーションは謎でかわいいし楽しい。

 

祖-006 ウァレフォル

姉御。引き直しガチャ2回目で来た最初期メンなんだけど、当時からオセさんと性能被ってんな……という感じの印象。怪物揃いのラッシュ連撃面子では今一つなんだけど、心深圏で獣人特攻を活かしてのゴウケツ狩りという唯一無二のポジションを確立したことで一気に登板率上昇した。専用霊宝来そうではある。

 

祖-007 アモンB

アンドラスと並んで当アジト奥義レベル最大の9、パーフェクトアモンくん。如何せん名だたる炎アタッカー(というかアスモデウス)と比べてパワー負けの印象が強かったものの、専用霊宝実装でアタックが火になったことで覚醒。プロメテウスの横に置くとゲージ-1、アタック打つだけでゲージ+2という意味不明な性能になった。しかもアタックフォトンを狂炎にくべることもできる。超有能。これからも高回転で憎悪をぶつけまくるぞ。

 

祖-007 アモンR

リジェネアモンくん。大体パイモンリーダーでオセさんと並べて、ウァサゴ奥義orバニーフォラス→初手奥義、という流れ。なので登板率高め。あんまりやらないけど、スキル2個積んだら奥義が確定するのはめちゃくちゃ偉いよね。

 

祖-008 バルバトスC

日曜サボってたんでまだ専用霊宝作ってないです。偉大なる初期配布回復キャラだけど、最近は滅多に登板することもなくなってしまった。フェルシュングは偉い……んだけど、蘇生目当てでネクロパに入れたらトランス上書きされちゃった。霊宝で協奏のバフ・回復役になれるか?

 

祖-008 バルバトスR

協奏テンプレパの主役。暴力担当として実装以来数多くの修羅場を力押しでクリアしてくれたお方。メタられまくってるけど、それでも強い。2ターン目までスキル自動供給もヤバい。超火力のトルーパーとか超高防御の敵にだけは弱いか。エビ素材狩りや心深圏でのユグドラシル戦をはじめ、今なお登板率は高い。

 

祖-009 パイモン

パイモンパのパイモン。以上。経験者ならそれ以上の説明いらないよね。もちろん登板率はトップ。オートだとスキルをやたら食うのが欠点。ユアーズは強いんだけど、そこまで長引くことが滅多にない。

 

祖-011 グシオンC

グシオンパンチ!正直ほとんど使いこなせてないし専用霊宝も作れてない。強化効果アップを使ってケイブキーパー打ったりしたらいいと思うんだけどね。

 

祖-011 グシオンB

グシオンキック!こちらは協奏テンプレパの自由枠にだいたい入るので登板率高い。奥義より覚醒打ちたい感じ。バリア使用縛りも満たせるし偉すぎる。さすが努力の天才だ。

 

祖-012 シトリーC

最推し。メギドで唯一アクスタも持ってます。引き直しを除くと初めて(単発でたまたま)来てくれたお方で、それ以来今もスーパーエースの座に君臨している。本人の性能は据え置きなのに、バーサーク、万雷霊宝、ミノソンMEと定期的に強化が供給される。最近もイベントやルゥルゥにミノソンME+ハニワキングでスキル連打の超速攻、サレオスCからの奥義によるUFO・ザブンブン狩りなどなど八面六臂の大活躍。キャラも見た目も性能も歌声も全部最高。超好き。

 

祖-012 シトリーR

リジェネした最推し。ジャガーノート狩りで使ってた。そこまで使いこなせてないんだけど、専用霊宝の火力はかなりのもの。あとメギスト初めて読んだときはマモン様も顔見せだったし話自体も熱くて大興奮した。

 

祖-013 ベレト

憤怒のベレト。今一つ使いにくさが否めないけど、怒闘パでリリィ狩ったりネクロパに入れたりしてなんだかんだちょいちょい使ってる。アシュトレトオーブは気が付いたら落ちてたけど、星3はまだまだ遠い。

 

祖-014 レラジェR

点穴なので力負け気味。舞扇ピーターはこないだアザゼル幻獣体を狩るとき重宝しました。

 

祖-016 ゼパルC

怒闘に入れるのもよし、ネルガルMEやハニワ持ってひたすらスキル連発もよし。覚醒がうまく決まると楽しい。共襲、リリィ、ベインチェイサーあたりで活躍中。

 

祖-017 ボティスC

奥義レベル7。トンチキ奥義モーションの人。単発アタックがキツい相手への盾役はこのお方が一番。スキル強化で3回バリアになるのも偉い。ベリアルとかには最適解。覚醒は使ったことない。

 

祖-017 ボティスR

最新加入メギド。すみません、未使用です。コロッセオ+バフがかなり強いらしいので気になってる。

 

祖-018 バティンR

加入が遅かったのもあり、好きなキャラながらほとんど使ってなかったんだけど、専用霊宝で大化け。フォトンなしで仕事するメギドばやっぱり超偉いし、バフもできる。偉大。毒は活かせてないです。

 

祖-019 サレオスC

シトリーさんとシャミハザの強化パーツ。イポスおじの方が便利だなーとあんまり使ってなかったんだけど、ザブンブンやUFOではバーサーク+滞水を一発で掛けられるのが超便利だった。あと単純にスキル強化+1回バリアは反則なので、ドロマリのコンディション次第でしょっちゅう出る。

 

祖-020 プルソンR

奥義レベル7のセミパーフェクト組。が、今一つ活かせてない。ハイドンあれば違うのかもしれないが……。一番輝いたのは心深圏のケツアルコアトル狩りで、根性からの奥義でボスをワンパンしてくれました。デスギフト爆弾とか上手く組み合わせられればいいんだけどラッシュだし、カウンターの瀕死霊宝も持てないのが残念。

 

祖-020 プルソンB

9章前半の主人公。まだほとんど触ってないんだけど、共襲で使ったらクソ強かった。ウァサゴさん+フォラスからの奥義がかなりお手軽に強いっぽいので、今後のスナイパー狩りに活躍してもらおう。それを考えると全体攻撃強化霊宝*4でいいのかな?

 

祖-021 モラク

最初期メンだけあっていかんせんパワー負け感は否めないが、モラックスで2Tに地割れを撒いたり、防御無視MEをアガリアレプトに踏ませてベインチェイサーを始末したりとちょくちょく活躍してくれる。いずれ専用霊宝来るのかな。

 

祖-022 イポスC

みんな大好き怒闘おじ。強いことしか書いてない配布。単体ゲージ補助+自然回復がもう強い。覚醒は滅多に決まらないけど決まると頭悪い強さ。奥義は明らかに効果の種類が多くておかしい。しかも自動アタックでゲージが溜まっていくしCトルーパーのゲージも縮める。バーサーク引率係だけでなく単体でのゲージ補助まで務めるすごいやつ。サタニックリブラが友達。

 

祖-023 アイムB

奥義レベル7組。奥義はインフレについていけてないんだけど、Bトルーパーの開始ゲージ+2という唯一無二のMEがあるのでカスピがクイックシルバーに最速覚醒撃つ手伝いをしたり、グラシャがクライスに最速覚醒撃つ手伝いしたりしてるし、スキル連打の火力は結構すごいのでアガレスME踏んでケラヴノスを殴ったりもする。あと最近はフィロタヌス先生と組ませてスムーズに全体狂炎持っていったり。専用霊宝がどの方向で来るかが楽しみ。

 

祖-024 ナベリウスR

指名組の一人。Rオーブのクールタイム短縮がマジで強い、ほぼそれだけだけどそれが強すぎるので登板率もトップ。いたちブラスターやミミックが特に多い。スキル・覚醒・奥義は明らかにテコ入れ必要なレベルだと思うんだけど、オーブ係として最強なんで専用霊宝は当面来ないかな。

 

祖-025 グラシャラボラスB

最初はどこで使うんだよこいつと思ってたけど、物体の敵がどんどん増えてなんだかんだしょっちゅう活躍してるすごい奴。専用霊宝来る前からジャガノをワンパンしたり、クライスを張り倒したり、マキーネを殴ったり、フリアエさんの取り巻きを掃除したり。Bトルーパーの防御無視でウァプラさんを暴れさせたりもする。いい奴でキャラもすごい好き。専用霊宝作ったけどそれ以降自爆はしてません。

 

祖-026 ブネR

ブネ、専用霊宝奥義頼めるか?

 

祖-026 ブネB

ブネ、セルフA強化地割れ奥義頼めるか?

 

祖-027 ロノウェ

なんだァ?最初のサバトで来てくれた盾役のトップエース。登板率不動のナンバーワン。なんだァ?とりあえず初見の敵はワントップ古の狂竜ロノウェでぶつかる。スキルの火力が2倍以上とかのおかしい敵にはロノウェが一番。なんだァ?強化解除してくるやつはHPで受ける。サタニックリブラで後列もカバー。なんだァ?祈れば耐えてくれる男。なんだァ?メインでリジェネするのかどうかが気になる。なんだァ?空気だったMEもガガゼゼガで最高に輝いた。なんだァ?なんだァ?なんだァ?

 

祖-028 ベリトC

ベリト様。登板率は高くないんだけど、EXドゥームの上を取れる素早さで1ターン目にめまいを撃ちこめるのでめちゃくちゃ助かった。フリアエさんのMEを踏むとゲージ2になるのは強い。専用霊宝のありがたみはそんなに感じてないけど。あとキャラストが異常に長くて面白い。

 

祖-028 ベリトB

チェインベリト様。キャラストはマジでHiGH&LOWです。アタックを供給しつつバフしてチェイン、ってのがすごく便利で強いんだけど、いまいち使いこなしきれてない感はあります。共襲では大活躍。

 

祖-029 アスタロトR

固定ダメージ追加係。正直あんまり使えてないです。スキルを食いまくるPTがあんまり好きじゃなくて……。

 

祖-030 フォルネウスC

親友。あんまり使わないけど奥義の回復+スキル強化はそりゃ強いよね。MEでケイブキーパー使ったりもしたい。無闇に固いのでサタニックリブラ持たせたりもする。専用霊宝は作ったけど使ったことないです。

 

祖-031 フォラスB

指名組。説明不要。どうせフォラス持ってないしっていつも拗ねてたけど、来たら案の定反則でした。一気に力を上げるぞ!

 

祖-031 フォラスC

オーラパパ。すみません未使用です。

 

祖-032 アスモデウス

最強のお方。混沌の理性(よくわからない)。造花ができて真っ先に奥義レベル8にした。本人何もしてないのにライブ、霊宝、オーブ、オーラ、とどんどん強化されていく。配布が強いメギド72を象徴する存在。対岸のおかげで腹パンからの全体奥義が安定してオロチも2ターン楽勝だ。困ったら全体化アスモで殴れ。

 

祖-033 ガープC

息子。盾役としてはロノウェの方がよく使うけど、こちらはベインチェイサーでのサブ火力という欠かせない役割があるので使い分け。特にエビにぶち込んだりするといいダメージが出る。あとイベクエEXの獣ベヒモスとかは前列へのアタックが苛烈だったんで奥義が輝いた。クストスの方はまだあんま使ってない。

 

祖-034 フルフルB

奥義レベル7。推しキャラだし最初期に来てくれたんだけど、いかんせんワンボトムでたまに使うくらい。専用霊宝早く作らないと……。

 

祖-034 フルフルC

つい最近来た。セルフエレキで雷ダメージを減らしながらケラヴノスを張り倒せる。段取りしたら奥義めちゃくちゃ強いと思うんだけど、そこまでしたことはない。

 

祖-035 マルコシアスC

私本性獣嵐如破壊力。最初期の主力で初めてエンブリオ食べさせたメギド。この方の悪魔特攻がなかったら開始直後のイベントでプルフラスはゲットできなかった。最近もガガゼゼガのアタッカーを務めたり、9章2節ボスをケチャラジャバレットで殴ったり活躍してくれてます。

 

祖-035 マルコシアスB

レギュラーメギド初のガチャリジェネということで50連くらいして来てもらった記憶がある。しばらくは列攻撃係だったんだけど、専用霊宝で一気に火力がアップし一線級に。奥義のロマン砲以上に、防御無視ME踏んでの覚醒連撃が使いやすくて強い。ゲージ3からAASとか、ゲージ5からSASとか。アシュトレト、ケラヴノスに。

 

祖-036 ストラスB

気合を入れて…えーい!すみませんほとんど使ったことないです。

 

祖-036 ストラスR

点穴ストラスちゃん。なんとBと連続で初引きして来てくれた。普通じゃない。ベリアルが育ち切ってからの召喚だったんだけど、共襲では大活躍です。

 

祖-037 フェニックスC

奇跡の逆転ファイター。奥義が上手く決まると超嬉しい。ネクロパに入れたり、ベルおじと組ませたり。もっといろんな使い方がある気がするので上手くなりたいね。

 

祖-038 ハルファス

全体攻撃のパイオニア。来てくれたのがメイン一通り終わった頃だったので、なんでもハルファスで解決したりはしてないんだけど、性能はすごい。スキル追加で悪さができそう。

 

祖-040 ラウムB

貴重な前列ゲージ+1。ティアマトより後に来たんだけど、タフさと安定性はこちらに軍配が上がる。あと地味に単体火力が高いので、心深圏でメインアタッカーを務めることも。何よりいい子です。

 

祖-041 フォカロルB

もっと力を出せるはずだ!ごめんなさい、折角引いたんですがフェイタルまともに決めたことないんです。己を反省しろ!

 

祖-042 ウェパルR

専用霊宝追加後は圧倒的な手数で一線級に。特に死をあやすものに速攻掛けるときとかに重宝してる。ティモリア4つ積んだらもっと強くなるね。メギストはもはや必修。

 

祖-042 ウェパルB

ヒロイン。固い。この子とおかーさんの母子だけで大体の相手はボムで何とかできる。何もしなくてもオロチオーブで定期的に奥義撃てるのが反則。ボムで回復する霊宝積むと不沈艦になるらしいんだけど、回復モーションが面倒だそうでやってない。修正されたのかな?

 

祖-043 サブナックB

すみません、未使用です。

 

祖-044 シャックスC

最初期に感電で大活躍、さらにベレトN戦でも勝利の立役者になってくれました。その後はほぼ登板させてないけど、かわいい。

 

祖-044 シャックスB

ルゥルゥを最短で殺す機械。楽しくてめちゃくちゃ2T周回した。アタックが雷属性になって一発でゲージ+2されるリーダーMEが法外すぎる。チェイン数稼げるのでロングチェインにも使えると思うんだけど、そこまでは活かせてないです。

 

祖-045 ヴィネB

ゲーム始めて2回目のサバトで来てくれたお姫様で、それ以来ヒーラーのエースの座に君臨し続けている。とにかく特性による立て直し力がすごい。覚醒でゲージ上げとバフもできる。ロノウェ・ヴィネの組み合わせのしぶとさは尋常じゃないですよ。

 

祖-045 ヴィネR

リジェネした姫様。心深でバリアの縛りクリアするときくらいしか使えてない……。専用霊宝でテコ入れに期待。

 

祖-046 ビフロンスR

美しき死神。シンプルなことしか書いてないんだけどそれが強い。精霊もちょいちょい出てくるし。列火力と単体火力の両方を出せるトルーパーのエースだ。猛撃霊宝積んだ周回殲滅力は全メギド中でもぶっちぎり。

 

祖-046 ビフロンスC

味方を殺してソウルを溜めるという動きができる人。十分にソウルが溜まってれば奥義の火力も結構出る。ハゲちゃんリーダーでゲージを2にすると速攻で殺しに行けていい感じです。

 

祖-047 ウヴァル

引き直しで来た最初期メンにして推し。旧・攻撃力1位。美しくて強い。専用霊宝と真・リジェネによるインフレについていけてない感はあるけど、単体の敵には初手覚醒からの赤月兵長とかでやっぱりいいダメージが出る。ジャガイモ切ってほしい。リジェネ来たら出るまで引くかもしれない。

 

祖-048 ハーゲンティC

奥義レベル7。初めてのサバトで10連オーブでめげてた自分のところに来てくれた幸運の女神。本体性能はデバッファーなのでいかんせん使いどころが難しいけど、Cトルーパーのゲージ-1がとても偉いのでネクロパに入れたり周回パでカスピに踏ませたり。アナーケンを刺身にしたりもした。専用霊宝はどんなのになるんだろうか。

 

祖-048 ハーゲンティB

クリスマスのハゲちゃん。これまでほとんど使ってなかったけど、専用霊宝でチェイン始動役になったしバフが2Tになったので出番増えそう。

 

祖-049 クロケルB

確定ガチャで来てくれた最初期からの大エース。最速からの後列覚醒+1と5倍奥義の衝撃。ワントップでのメイン攻略にも貢献してくれたし、協奏テンプレでの覚醒加速役をずっと務めてくれています。HPも霊宝4積でかなり改善されたし、奇跡の子はこれからも活躍してくれそうです。

 

祖-049 クロケルR

つい最近加入。まだ使いこなせてないけどジズもいるし絶対強い。かわいい。

 

祖-050 フルカスB

拷問クイーン。普通にベインチェイサー殴ったりクライス殴ったり。この人の奥義が強すぎてみんな防御減少耐性付いてるんだと思う。-100%て。

 

祖-050 フルカスC

バーサークのフルカスさん。まだ使えてないんだけど、MEも強いしガールズパで組めて面白そうだ。イベントよかったね……。

 

祖-051 バラム

陰険王。ずっと不死者の中では後塵を拝してたけど、専用霊宝で完全に生まれ変わりゲームクラッシャーになった。共襲がこわれるのは大体こいつのせい。メギドナイトフィーバーでずっと歌ってる。でも肝心なときに外す。肝心なときにゲージも使い切る。やっぱりバラム。

 

祖-052 アロケルC

ピーキーさならこいつ。地味にスキル一個での全体攻撃バフとしては破格。バルムンクはまともに使えたことないんだけど、成り損ないVHでは虚弱+怒闘+相手がずっと覚醒状態という条件が揃い、復活するたびに8~9万ダメージでワンパンし続ける無双モードに突入して超楽しかった。

 

祖-053 カイム

メギストで衝撃を受けた一人。奥義は滅多に刺さらないが決まったらゲームセット級の威力。ジズイベのクソウサギどもを脳なしにできる。ずっと活躍させてあげられなかったんだけど、専用霊宝が来て感染症幻獣をアタックブレイクしたり、ブレイク待機でガッチガチになってリブラかばうしたりといぶし銀の活躍を見せる。霊宝積んだらリブラ置いといてスキル一個振っとくだけで活躍するのでおすすめ。

 

祖-054 ムルムル

奥義レベル7。最初期確定ガチャ組。クロケル・ムルムルエンジンは長きにわたって主力を務め、そのままバルバトス加入で協奏テンプレ入りし、チェインパにもアタックを供給し、と驚異の登板率を誇る。リャナンシィで奥義も安定。なんとなくだけど、スキルで「力が乗った!」って台詞出たときは9割がたアタック供給される気がする。

 

祖-055 オロバスR

仮面の人。メインVH埋めや初期のユグドラシル狩りではゲージ下げにお世話になった。ラッシュ後列ゲージ2アタッカーが他にいないんで、クロケルムルムルエンジンに組み入れて初手奥義が撃てる貴重な人材。ハイドンないんで爆弾にはならないけど。

 

祖-055 オロバスC

さらにおどろおどろしくなってネクロ使いになった。正直爆弾とか奥義は使ったことないんだけど、スキル強化係として心深圏ではちょくちょく出番が来る。

 

祖-056 グレモリー

困ったときのグレモリーさん。アタックバリアは最強。ポルターガイストはじめ強敵の奥義を片っ端から無力化できる。強化解除が蔓延した原因の一人。アタック強化しなくても大体事足りる。ゴウギVHクリア時のリヴァイアサンL、ロノウェ・グレモリー・ウェパルB・ヒュトギンって布陣はあまりにも大人げない固さだった。

 

祖-057 オセ

引き直しで来てくれた推し。ウヴァルさんと声が同じなのはしばらく気付かなかった。専用霊宝によってアタックだけでバンバン仕事するようになり、一躍レギュラー中のレギュラーに。初手ウァサゴ奥義からのAC積に本当に助かっています。衣装作るのが難しそうなお方でもある。

 

祖-059 オリアスB

もっぱら特性+オーブ目当ての起用で、蛙とか凍結は狙ったことない。専用霊宝のネクロ運用もまだ未体験。でもとにかくフォトン予測は便利。

 

祖-059 オリアスC

フォトン予測はそのままに、スキル一発氷結でガガゼゼガやFFPをへなちょこ化してくれる、隠れたインチキ配布メギド。覚醒と奥義は全く使ったことないです。

 

祖-060 ウァプラB

プレゼントして初めてクソウゼェよ、って言われたとき泣いちゃった。ヴィネ様と同期、つまり2回目のサバトで加入してくれた列アタッカーエース。長きにわたりひたすらイベント周回を掻っ切ってくれました。が、オートだとやたら奥義でチャージ供給して長引かせる悪癖がある。グラシャMEの防御無視スキルは暴力そのもの。

 

祖-061 ザガン

加入タイミングが5章クリア後だったので登板率はロノウェに劣るものの、HP増強でかなりの範囲の攻撃を効かないねぇしてくれる守護神。数々のVHで猛威を振るいました。地味に覚醒でもかばえるのがめちゃくちゃありがたいよね。ガープ、ロノウェ聞いてるか?

 

祖-063 アンドラスR

奥義レベルトップタイの9。最初のサバトで来た異常に固い医者。その圧倒的な固さから自由枠に入って余ったフォトンで回復を撒いたりオーブを使ったりする。HP霊宝ガン積みしたら盾メギも真っ青の体力オバケになって怖い。単騎はやりません。

 

祖-064 フラウロスR

クズ。加入タイミングとベリト様がいる関係でなかなか活躍させてあげられてない。アイニャ攻略でちょっと使った。覚醒はうまく回ればめちゃくちゃ強いとは思う。

 

祖-064 フラウロスB

水クズ。復刻がめちゃくちゃ遅かった人。おかーさんのMEを踏んで完全体になる。セイバーグランドをボムで攻略するときには入れてたりした。

 

祖-065 アンドレアルフス

あんまり使ってないけど器用な人。奥義のダメージバリアはかなり強いしフォトン破壊通る相手はゴリ押せる。

 

祖-066 キマリスR

キマリスは強いのだ!専用霊宝で一気に使いやすくなった。死をあやすもの他死者系キラー。パイモンパで猛撃持たせてウァサゴ奥義からSAS。捕獲は苦手だ。

 

祖-066 キマリスC

ネクロキマリス。さすがに奥義の単体7.25倍は強い。地味にスキルも最大3倍あるので連打してるだけでかなり強い。この子だけだとネクロになかなか入れないので補助してもらおう。ついでにビフロンスさんに殺してもらうとスムーズだ。

 

祖-067 アムドゥスキアスB

最新加入メギド。未使用。ピーキーだな~。ガミジン爆弾は訳が分からない。

 

祖-068 ベリアルR

最強配布の一人。育成は死ぬほどめんどくさかったしオーブ育成はさらにめんどくさかったけど、それに見合うだけの性能。困ったらベリアル、で数多くの難局をゴリ押してきた。霊宝で更に強くなったのは狂ってると思う。点穴はベリアル、ストラス、コルソンとそれ以外になってるよね。

 

祖-068 ベリアルB

不死者初リジェネ。出るまで引いた。防御無視踏んでの奥義がかなり強いし、狂炎補助してもいい。地形無視の相手も足元を炎上させてれば火力アップするのがいいね。 

 

祖-069 デカラビアR

ガオケレナのピンポイントリリーフ。凍結を撒いて植物特攻MEを踏ませる。ビフロンスさんあたりとピッタリ(イベントでもそんな会話あったよね)。

 

祖-069 デカラビアB

最後の咆哮をした方のデカちゃん。歌が好きすぎる。全然活躍させられてないけど、後列からの単体ゲージ+1はそれだけで価値がある。

 

祖-070 セーレC

引き直し組。実は最初から特性に目を付けていて、セーレ+2体って引きになるまでやり直した。戦闘での登板率はほぼゼロに近いが、レア素材ハンターとして唯一無二の活躍を続けてくれている。専用霊宝頼む。

 

祖-070 セーレR

共襲でピッタリな相手いたらしいんだけど、ほぼ使ってない。

 

祖-071 ダンタリオンB

指名組。インチキバフを試したくて。列アタッカーとしてのパワーも十分なのでアシュトレトをカモったりできる。何よりA強化奥義で意味不明な火力を出すのが楽しい。

 

祖-072 アンドロマリウス

最初に指名したメギド。スキル強化と全体スキル追加。反則。何のタクソにも入ってないのに協奏に入り、チェインに入り、過労死寸前の登板率。クロケル・ムルムル・ドロマリと揃ったアジトが協奏に染まるのは必然でした。たまに覚醒が暴発するのはご愛敬。

 

真-001 リリムR

フォラスを指名したの結構遅かったので、それまでアタック強化はこの子の仕事でした。覚醒と奥義はほぼ使ったことない。

 

真-002 ニバスR

単発無料で来た最初期メンにして推し。暴力の化身。奥義-スキル-ミミック(インサニティ)のセルフコンボで数多くのメインH/VHをぶち抜いてきた。盾ロノウェ・ヒーラーヴィネ・アタッカーニバスが3大殿堂入りメギドである。さんざん新メギドが出てきた今もその破壊力は衰えず、共襲やファロオース狩りで無双している。ブネ霊宝来るまでのアッキピテルVHではオセさんと綺麗にスキル/アタックを分担してくれました。

 

真-002 ニバスB

シトリーさんといい推しのリジェネが配布で嬉しい。あんまり使ってないけどモーションが最高にかわいい。多分使いこなすとめちゃ強い。

 

真-003 サキュバスR

引くと歌が付いてくるぞ。戦闘ではほとんど使ったことないです。

 

真-003 サキュバスB

状態変化耐性で大活躍、しかも勝手にゲージが+2されるありがたさ。占いはほとんどやったことないけど。足があんまり速くないのがネックだけど、Bユフィール不在の当アジトでは本当に貴重な存在です。

 

真-004 ユフィールC

ネクロ女医。奥義はほぼ使ったことないけど、ネクロパで覚醒撃ったり、ガガゼゼガの後衛で回復+アタックバリア張ったり。これ以降のネクロが怪物揃いなんで割を食ってる感がちょっとある。

 

真-005 フリアエ

魔吊で速攻来てくれて超嬉しかった。前列バリアも強いんだけど、それ以上にCファイターのゲージ-1が反則級に強い。ベルおじの最高のパートナー。滅多に覚醒や奥義を使うことはない。

 

真-006 アラストールC

最初期に単発無料で来てくれた姉御。いぶし銀の性能ながら、覚醒の列めまい+自動ゲージ+1が大変便利で最近も9章2節ボスの取り巻きを機能停止させてくれた。

 

真-006 アラストールB

チェイン姉御。未使用です。

 

真-007 ヒュトギンB

速ボム&回復役としてしばしばおかーさんパに入る。脆いのが難点なのでHP霊宝は必須。おかーさん秘奥義の後にうまく奥義を決められたことはほとんどないけど、どうせ火力は足りる。

 

真-010 グリマルキン

お猫様。アスモデウスVHで登板させて以来しばらく出番がなかったが、専用霊宝で一気にエレキ上昇スピードがアップ。スムドゥスをあっという間に黒焦げにできるし、ケラヴノスあたりにも強いぞ。

 

真-011 コルソンC

ほぼ使ってないんだけど、共襲で状態異常フィーチャーされたときは大活躍だった。覚醒のぬいぐるみ巨大化は使ったことない。

 

真-012 ジニマル

すみません、専用霊宝以降もほとんど使ったことないです。

 

真-013 バフォメット

村長。オスカー狩りでベリアルの横に置いたり。パワー不足が……専用霊宝に期待。

 

真-014 サラ

点穴サポーター。オスカーでベリアルにひたすら点穴を供給する。固かったり回復できたりするんだけど、今のところ他では登板してない。

 

真-015 サタナキアB

サタナキアァ!来まだもっぱらバリア係。昇華は共襲でしか使ったことないです。素早さ調整よくわかんないんで☆5.5のまま。どうしようね。

 

真-016 タナトス

見た目の地味さでは全メギド屈指。来たばっかりであんまり使ってないんだけど列攻撃がめっちゃ強い。奥義も強い。ハニワ持たせて列攻撃打ってるだけで仕事してくれそう。

 

真-017 ティアマト

実装時のサバトを来るまで引いた。ラウムくん不在の当アジトで覚醒補助をしてくれたり、ブチ切れて火力を出してくれたりと大活躍でした。全体攻撃をもらって奥義レベルを上げたいね。

 

真-018 ブニC

配布のダメカ盾。心深圏でたまに登板させるくらいです。クソデカブニにしたいけど、オーダーキーは貴重なので……。

 

真-018 ブニB

地割れ担当。ブネさんと組ませるのがベストだと思うんだけど、そんなに使いこなせてなかったり。敵味方の防御バフとかは面白いと思う。

 

真-019 オリエンス

指名組。バレット使いたくて呼んだ。ネメアー3Tキル、黒き半身にダンタ奥義載せてワンパンなど、猛威を振るってくれています。修正とか関係なくクソ強いよこの子。

 

真-021 リヴァイアサン

隠れた最強配布。おかーさんで地形張って耐久したら大体どうにかなる。もう全部強いんだけど、ファロオースがまた反則級に使いやすい。事故っても蘇生できるし。8章以降の異常な持久戦は全部おかーさんに頼みました。

 

真-022 カスピエルB

配布カスピ。主に確定列束縛が強化のきついメインの敵に刺さって助かる。クイックシルバーには混乱。バラムと組むともりもりダメージが伸びるぞ。

 

真-022 カスピエルC

リジェネカスピ。強力な列アタッカー。覚醒で単体火力も出せるんだけど、もっぱら列攻撃担当。ハゲちゃんMEでゲージ3にするとかなり使い勝手がよくなる。

 

真-023 ネフィリムC

巨人。かわいい。出るまで引いたんだけど、使いこなせてないです。ワンボトム・リブラ運用にはよい。

 

真-024 ミノソン

最強の雷強化パーツ。シトリーさんを輝かせるために出るまで引いた。開幕地形がまずズルいし、アーティをオーブキャストしたら3T続くようになって反則そのもの。だいたいシトリーさんかシャミハザでどうにかなる。

 

真-025 ニスロク

黒田崇矢。リーダーだとゲージが2になって強いんだけど、バレットアーツ状態にするの忘れがち。自己完結でHP吸収しながら強打打てるので、イカロエンやアビスハンターに強かった気がする。あとR教官のいない当アジトではニスロクスキルがバレット火力アップの生命線。

 

真-026 オレイ

色々できそうなんだけど、来たばっかりで使いこなせてないです。曲は楽しい。

 

真-027 マルチネ

特攻。専用霊宝前はどうしようもなかったが、専用霊宝によるセルフショートチェインでお手軽に高火力が出せるようになった。防御無視MEを踏ませて心深圏でも大活躍。奥義のあとにロクサーンを打ってもいいぞ。

 

真-030 バラキエル

未使用。

 

真-031 フルーレティ

高速で相手にダメージを与えずめまい・束縛を撒ける。来たときドゥームは既にクリアしてたけど、成り損ないVHでシナリオ同様に大活躍。奥義はいまいちだけど、これからも定期的に出番が来ると思う。

 

真-033 ハック

オヤジィ!列周回パのレギュラー。配布ノックバックはすごい。ケツアルコアトルメフィストのMEを踏ませてロノウェと一緒に前衛に置くと凄まじいしぶとさを見せる。

 

真-034 マスティマ

未使用です。すみませんこんなのばっかりで。

 

真-035 ブリフォー

配布褐色腹筋虚無。未使用なんだけど、カッコよすぎる。

 

真-036 メフィストB

コマネチ。最初のサバトで来た。ほとんど使ったことなかったんだけど、専用霊宝でゲージ増加が安定したのでたまに登板させたりする。とにかく素早いのが偉い。HP縛りあるところだと厳しいけど。

 

真-036 メフィストC

グリコ。あんまり使わないけど自動蘇生MEがめちゃくちゃ強いし、アムドがいないのでバリアも強い。アスモに腹パンする係。メインのアスモデウスVHで補助火力出してくれたりした。

 

真-037 ネビロス

美しき配布。まだ活躍させられてないけど、見た目が超好き。メギド体もカッコいい。

 

真-038 アガリアレプトB

配布で初期ゲージを上げまくるすごい人。速攻編成もだけど、地味に連撃使いなのでモラクスME踏ませてスキル連打してもベインチェイサーあたりは押しきれる。奥義を使ったことは一度もない。

 

真-038 アガリアレプトR

レアな励起使い。モーションが素敵。どうしてもスキルを大量に食うのが難点だけど、使ってて楽しいお人ではある。

 

真-040 グザファン

メギドくんは美しいお姉さんを配布してくれて助かります。ニバスっぽい動きになると思うんだけど、心深圏で出すくらいであんまり使い込めてない。初心者にとっては心強い味方になりそう。

 

真-041 アマイモンC

2回目のサバトで来たドゥームキラー。それだけで圧倒的な存在感を示してくれた人。断罪ですごいダメージ出すのが楽しい。共襲でも活躍してくれました。

 

真-041 アマイモンR

バレットアマイモン。バレット運用はほとんどしてないけど、ゲージ2の攻撃力バッファーとして優秀なのでパイモンパに入れて使っている。メギスト面白いらしいから読まないと……。

 

真-042 ルキフゲス

たとえ話の達人。まだほとんど使えてない。

 

真-043 サルガタナス

よくキレる配布。エビ狩りの他、過去苦戦した敵を完殺してくれる。たまにステータス低下無効のMEも輝く。ゲージ6はジャガーノートありきだよね。

 

真-048 ウトゥック

みんな大好きイヌーン。ケチャラジャは面倒すぎてオートで☆3にしたけど、奥義ほとんど使ってない。獣特攻バレットの量産、オーブバレットでの一発火力、あと癒し要員。

 

真-049 サタナイル

最初の協奏メギド。使いにくい印象があったけど、専用霊宝でケチャラジャ狩りに大活躍してくれた。地味に大協奏以外で協撃ダメージを出せるレアなメギド。

 

真-50 シャミハザC

専用霊宝で一気に大エースに昇格したオーダーキー候補筆頭。ミノソンシャミハザの手軽さは異常。最近だと石像を2Tキルしてくれてます。

 

真-51 プルフラスR

一番最初のイベントで頑張って入手した思い出のメギド……なんだけどほとんど登板はさせず。しかし最近専用霊宝が出て、直後の共襲では大活躍してくれた。オートによさそう。

 

真-51 プルフラスB

ロングチェインすごそうだけど、使ったことないです……。

 

真-52 ジズB

アスモさんのともだち。覚醒と奥義はほぼ使ったことないです。

 

真-52 ジズR

つい最近来たのでまだその真価を知らないんだけど、マジもんの暴力と言われている。

 

真-53 べバル

協奏テンプレにはなかなか入らないんだけど、ヒーラーとしていい性能だとは思う。活かしきれてないだけで。

 

真-55 アリトン

最初のサバトでベリト様と同時に来たので絡むと嬉しくなる。フォトン破壊でメインのパワーバカ系の敵はゴリ押せたり。自動かばうは強力だけどアリトン自身の命取りにもなるので使いどころが重要。動きがカッコいいです。

 

真-57 ベヒモスR

連撃王。共襲で悪さしたり、封印が出たり、ジズが出たり、どんどん強化される類のメギド。オートだとスキルを食いまくって機能停止するのが最大の難点なので、登板率はそこそこ。劣化フォトン環境だと最強になる。

 

真-58 ダゴン

出るまで引いた推し。かわいい。自己完結性が高く、バーサークすると防御と素早さもモリモリ上がって手が付けられなくなる。覚醒連打の火力はリヴァイアサンVHを瞬殺するほど。とにかくアタッカーを一人で務められるので、他を全部サポーターにできるのが強み。吸収MEが地味に活躍したりもする。

 

真-61 フィロタヌス

狂炎先生。シナナインVHクリア前に来てくれてめちゃくちゃ助かりました。とにかく耐えてればいずれ地形の効く相手は全部死ぬので最強です。あと単体回復+スキル強化も強い。これから先もどんどん出番が来そうなお方。

 

真-62 インプ

来たときはメインで感電通りそうな相手あらかた片づけた後だったんだけど、ザブンブン戦では久しぶりに大活躍。浮いてるしね。地味に固めなのも偉いです。

 

真-63 アマゼロト

指名組。攻略に必須とかではないんだけど、フォトンが湧くのが楽しそうで。共襲で点穴載せたらめちゃくちゃ楽しかったので指名してよかったです。何より555世代なので声が最高。

 

真-64 プロメテウス

専用霊宝で協奏の始動ができるようになったのが地味にすごく大きくて、歌い始めたら何のフォトン積んでも音符になるのでありがたい。範囲攻撃バフをアスモに載せるとかいう意味不明なことができる。あとMEをアモンくんに踏ませるのも強い。

 

真-65 ベルフェゴール

強すぎる配布おじさん。もっぱらフェニックス・フリアエさんと組ませて2Tからぶっぱを狙う。というわけで奥義レベルは即8にしました。本人のMEも強いんだけど使ったことないな……。バラムと組ませると法外なダメージに。

 

真-66 マモン

待ちに待ったマモン様。ちょっと整理するわね……が耳に残る。まさかこんなポンコツな人だとは思わなかったし日高のり子ボイスで驚いたけどやっぱり美しい。性能?実は☆6オーブ☆3だけどあんまり使ってなくて……。絶対強いとは思うんだけど。

 

真-68 ネルガル

最近参戦。ずっと来てほしかったので助かる。MEの防御無視が強い。ゴリ押しするマップでは自動蘇生でワンボトムやってもらうかもしれない。たまに普通に喋って笑う。

 

真-69 バールゼフォン

ずっと使いどころが分からなかったテルミナス。一部大幻獣に滅法強いことが分かって最近は重宝している。特にアシュトレトのフォトンを塗り替えるのが必中なので、鼻先の目を無力化できるのが偉い!

 

真-70 アスラフィル

いまいち使いどころが分かってなかったんだけど、すごいスピードで大協奏に入れるのが強みだと分かってきた。ギュイィーン。

 

 

感想……未使用が多くてごめんなさい。それでも16000字ちょっとになりました。メギドは最高のゲームなので、また何かの記事を書きたいなと思います。でも全員分書くのはクソ疲れたので二度とやりません。

 

なんだァ?(おわり)

 

 

 

 

立ち止まって考える、加速の時代の現在地と処方箋〜トーマス・フリードマン「遅刻してくれて、ありがとう」感想

きっかけは、たまたま書店でタイトルが目についたからだった。

 

「遅刻してくれて、ありがとう。ーー常識が通じない時代の生き方」。遅刻してくれてありがとうとは、変わったタイトルだ。その後帰宅してちょっと検索したら、どうも面白そうだ。というわけで、読んでみた。400ページ超×上下巻2冊の、馴染みのないジャンルの本を読むのは、読書筋(本を読む筋肉)のない自分にとってはなかなか容易ではなかったが、読み始めるとあまりの面白さに引き込まれ、結局上巻を2日、下巻を1日の計3日で走り抜けてしまった。

 

まず結論から言うと、今読んでよかった、という言葉に尽きる。本書は5年前にオリジナルのハードカバー版が米国で出版され、その後加筆を含むペーパーバック版が出版。邦訳はその加筆ペーパーバック版をベースに2018年に出たものになる。したがって、完全に最新の世相を反映しているかというと、必ずしもそうでない部分があるのは事実だ。テクノロジーのトレンドは、まさに本書で語られた「幾何級数的な加速の曲線によって」進化しているだろうし、また分かりやすいところで言えば、ドナルド・トランプは一期でその暴力的な統治(に似せた何か)を終えている……。というような点はあるものの、全体としては07年の米国を起点に同時多発的に起きたテクノロジーとビジネス形態の超進化に着目し、その流れを2015〜16年まで追う、というのがメインであるので、よほど各分野に精通しているスペシャリストでなければ、さほど現在とのギャップに困惑することはないだろう。むしろ、詳しくは後ほど説明するが、現代において押さえておきたいテクノロジー、グローバリゼーション、環境、その他のトレンドを簡潔にまとめてチェックするという意味では、本書ほど適切な教科書もないと言える。 

 

さて、まずは「遅刻してくれて、ありがとう」という言葉の意味するところを明らかにしておこう。現代に生きる我々は、常に時間に追われて生きており、ビジネスの場面などでは分刻みのスケジュールで人と打ち合わせを持つこともしばしばだ。そのような生活をしていると、改めてゆっくりと何かについて思いを巡らせたり、じっくりと考える時間を取ることは、大変に困難である。だから、「遅刻してくれて、ありがとう」だ。あなたが遅刻してくれたこの十分程度の間、生まれた空白の時間を使って、私はゆっくり立ち止まって考えることができましたよ、ということである。

 

そう、本書は私たち読者が「立ち止まって考える」ための本だ。導入部では、筆者は駐車場係の男性に「あなたの記事を読んでいます」と呼び止められ、「立ち止まる」。そして、彼が母国のための政治オピニオンをブログに載せているという話をきっかけに交流が始まる。現代は、全てが加速する時代であり、そこではあらゆるものの変化の速度が、個人および人類全体の適応の速度を上回ると筆者は語る。そんな「加速の時代」について、あえて今一度「立ち止まって考え」てみよう……という流れで、いよいよ本編に入っていく。

 

自分が何よりも引き込まれたのは、「立ち止まって考える」というコンセプトそのものが、自分の今の境遇と重なったからだ。自分は今、8年勤めていた仕事を体調不良で休職し、「立ち止まっている」。これは全く筆者の意図したところではないだろうが、そんな自分の状況がまさに、「立ち止まって考える」のにピッタリの機会だと感じたのだ。

 

そして、本の内容そのものも自分のニーズにドンピシャだった。まずは筆者の言葉を借りよう。「進歩のことは聞いていても、そういった発展が私たちをどこへ連れていくかは見当もつかない」……このような感覚は、覚えがある人も多いのではないだろうか。新しいビジネスの勃興。テクノロジーの進化。クラウドの登場。グローバリゼーションの反動。難民問題。社会運動の旋風とその末路。テロリズム。気候変動。中流階級の崩壊。分断。ポピュリスト・ナショナリストの台頭と扇動……。

 

何か、色々と大変なことが起きているのは、なんとなく知っている。あれもこれも、どこかで聞いたことはある。ポジティブなことも、ネガティブなことも、希望の持てる話も、深刻な問題も、色々あるらしい。それはなんとなく知っている。ただ、詳しくは知らない。そうして気がついたら、周りはみんな何もかもを知っているように見えて、サボっていた自分は置いてけぼりを食らったような気分だけど、今更人に聞くのも気が引ける……。

 

そんな人はいないだろうか、と壁に向かって語りかけるまでもなく、これは自分自身のことだ。ここから先は完全に自分語りになってしまうが、自分は本当にものを知らない。もはや軽いコンプレックスになっていると言ってもいい。古典がからっきしだ。教養がない。かといって、最新のトレンドにもめっきり弱い。技術的な話は特にダメダメだ。せいぜいが仕事で必要に駆られて覚えた、ニッチな世界の付け焼き刃の知識くらいだ。物知り顔をしていながら、実際は聞き齧りの話の切り貼りとハッタリで切り抜けるだけで、知性の地金とでもいうべきもの、この歳に必要な最低限の知識がごっそり欠けている。そんな人間が自分だと思っている。

 

だから、逆にこの休職期間はある意味では幸運なタイミングではないか、と最近は思うようになってきた。志がない上に性根がどこまでも享楽主義なので、せっかくの大学時代にも御多分に洩れずロクに勉強をしていなかったくせに、就職後も業務の範囲以上のことには手を出してこなかった。銀行員のように資格試験を受けたこともなければ(せいぜいが一年目に取った簿記三級と、後はTOEICを無勉で受けたくらいだ)、SEのように技術的な自己研鑽を積むこともなく、社外の勉強会など参加したこともないし、転職のために己の市場価値を測ったことすらない。さすがに書いてて悲しくなってきたが、ともかくそういう人間だったので、漫画以外には本も数えるほどしか読んでこなかった。子供が産まれてからは尚のこと、生活を全て支配されるようになったので、自分のことを考える余裕もほとんどなくなった。

 

と、そんな中でメンタルを崩し、休職することになったわけだが、幸いにして深刻な状態に陥る手前で休職できたためか、子供が保育園に行っている平日は少し気持ちの余裕がある日も増えてきた。エンタメもまた楽しめるようになってきた。そこで、全く本を読んでいなかった反省から、読書をするための筋肉を付けよう、と思い立った。頭の筋トレだ。今ほどそれに向いたタイミングはない。

 

最初は読みやすいものからということで、大学時代に好きだった作家(今野敏)の再読から始めた。次に、極めて読みやすそうだという理由で、齋藤孝の本を目についたものから数冊読んでみた。という具合に、読者のレベルを上げてきて、満を持して本書にチャレンジした。そうしたら、「立ち止まって考えよう」というメッセージが真っ先に出てきて、今まさに自分がしていることではないか、と無性に嬉しくなった。そしてまた、本の内容自体も、無知な自分がいつかまとめて学びたい、と思っていたことにピッタリ一致していたので、これはもう実に幸運な出会いだったと言える。

 

読み始めて早々、これは筆者トーマス・フリードマンと自分のタイマンだな、と勝手に気合を入れ直し、カフェで読むのを一旦やめて帰宅してしまった。居心地が悪かったり、騒がしい客が隣にやってきたりしたわけではない。ペンとメモを持ってきていなかったからだ。ページをめくるたび、書き留めておきたいようなインパクトのあるフレーズの数々が目に飛び込んできて、とてもペンとメモなしでは受け止めきれないと悟ったからだった。まるで受験生が自分だけのノートを作りながら参考書を読むような有り様で、これまた初めての読書体験ではあったが、結果として大いに脳を刺激されたと感じている。もちろん、このメモはブログに感想を書く下地としての意味合いも大きかった。

 

一部では引っかかる記述があったり、また新たな疑問が生じたりもしたのだが、それも含めて非常に有意義な時間だったと思う。大学時代のゼミの恩師が言っていた、「どんな本を読んだときも、ここはちょっとおかしい、気に食わない、というところを見つけなさい」という言葉を思い出した。

 

とにかくそういうわけで、本のメッセージも内容も、今の自分が求めていたものにピッタリだったのである。こいつマジで前置きが長いな……。

 

ここからは、本編の簡単な解説を交えながらの感想を綴っていきたい。まず、パート1「熟考」では前述した通り、筆者と駐車場係との出会いをきっかけとして、「立ち止まって考える」旅への導入が綴られている。そして、コラムを書くことーーもっと幅広く言えば、己の意見表明で化学反応を起こすことーーのために必要なものは、①「自分の価値体系(『自分がもっとも憂えている事柄と、もっとも実現してほしいと思っている事柄』」、②経済の仕組みについての自分の考え方、③経済が動くときに人や文化がどのような影響を受け、またそれらの反応が経済にどのような影響を及ぼすか、という三つの基本的要素が必要だと語っている。そして、この時代に経済を考えるためには、「徹底的に一切合財をひっくるめる」やり方を取ると述べる。駐車場係との出会いのエピソード自体も面白いし、彼へのブログ執筆法指南という体をとって、早速筆者流の教えが飛び出している。

 

続くパート2「加速」では、現在の経済の働きをより具体的に見ていく。2007年に起きた数々の革新的な出来事を紹介した後、各種テクノロジーの急激な倍速進化、クラウドの登場によるあらゆるフローの加速、主にSNSの発達によるグローバリゼーションの更なる拡大と変容、そして「母なる自然」=地球の気候変動の現状を、凄まじいまでの密度と誠実さで、しかしながら極めて分かりやすく語っていく。自分のように、「なんとなく世の中のトレンドをつかみたい」と思っている人にとっては、うってつけの章だろう。ここから興味を持った分野が見つかったら、改めて個別の分野の勉強に移っていってもいい。とにかく、膨大なインタビュー・取材調査量に裏付けられたこのパートの情報量とスピード感は圧巻だ。個々のトピックについては、もしかしたら詳しい人が読むと当たり前のような内容もあるのかもしれないが、それでも2007年からの10年間を改めておさらいすることは、多くの読者にとって非常に有意義であろう。テクノロジーについては一貫してポジティブな展望が語られており、作者の楽観主義とも結びついて明るく読み進められるが、グローバリゼーションや環境問題については全く楽観的なことは書かれておらず、特に気候変動の深刻さは改めて読むと想像を絶するものがある。これらの項までを読むと、本書はあくまでも俯瞰的に、執筆時点でのデータと現実を語っているのだ、と気付かされる。超速進化する未来のテクノロジーも、グローバリゼーションが引き起こした分断や痛みも、融けゆく氷床が招く水面上昇や旱魃による飢餓も、全てが止まらず現実に起こっていることだ。

 

そして、上下巻にまたがり、最もページ数を割かれているパート3「イノベーティング」は、本書のメインディッシュだ。全てが幾何級数的に、倍々ゲームのごとく加速する世界で、どのようなイノベーションが問題を解決する手助けになるかを模索していく。個人的にありがたかった構成上のポイントは、このパートの最初に設定された、ごく短いチャプター7だ。タイトルからして「とにかく速すぎる」と銘打たれたこのチャプターでは、改めて思うけど何もかもが今は早すぎるよね、ちょっとついていけないよね、ということを、一度「立ち止まって」語りかけてくる。とはいえ、直後からまた怒涛のように情報が流れ来ることは変わりないのだが。それでも、このチャプターが「何もかもが早すぎると思わないか?」そして「減速の見込みがないのなら、我々はどう順応すればいいのか?」と問いかけてくれることは、自分のような読者にとって非常にありがたいのは間違いない。我々も改めて加速の時代という現実と向き合い、それを生き抜くヒントを探す道のりに再出発できるというわけだ。

 

「AIと人間って共存できるの?仕事を奪われるの?」「SNSっていいものなの?悪いものなの?」「今のテロリズムって何が厄介なの?」「具体的にどういう政治が望ましいの?」「これからの教育の役割は?」常々からこうした疑問を持ちつつ、納得のいくような答えに辿り着けないでいる人にとっては、本書のパート3は得るものがとても多いことだろう。

 

また、本の構成としては同じパート3になっていながら、実際にはその中でもさらに前後に分かれているような作りであることも、ここで言及しておきたい。前半の主題はまさに上記したようなことだが、チャプター12以降の後半ではガラッとトーンが変わり、舞台をミネソタ州の町、セントルイスパークに移すことになる。そこには1950年代からユダヤ系のコミュニティがあり、筆者の他にも映画監督のコーエン兄弟や、「これからの正義の話をしよう」のマイケル・サンデルなど、各界の知の巨匠を産んだ土地だ。本書で最も力を入れて書かれたと思われる当該部分は「旅」と作中で呼ばれているが、何も古き良き時代のノスタルジーに浸るためにこの章があるわけではない。筆者は、自らを含む多種多様な俊英を輩出したセントルイスパークのコミュニティに、多様性を受容し、民主的な精神と自主性を育み、公平性のもとで信頼を醸成する土壌があったことに着目した。そして、加速の時代を我々が生き抜くヒントは中央の強権ではなく地方のコミュニティにあるという持論を確かなものにするために、自らが同所で過ごした高校時代までを回想し、またその現状を見るために再訪している。

 

この「旅」の部分は最も力点を置かれてはいるものの、ここまで読み進めてきた読者の目には異色に映るのも事実だ。かくいう自分も、読んだ当初は結構面食らった。もちろん示唆に富んではいるのだが、いささか牧歌的な思い出語りの色が濃く、より普遍的な内容に進むまでが長く感じられたというのが正直なところだ。ベストセラーになった本国の人にとってはどうか分からないが、ミネソタになど縁もゆかりもない日本人の身では尚更だ。逆に、もしこのブログを読んでから本書を手に取る人がいたら、このチャプターについてはそれまでのように気合十分で読み込もうとするのではなく、それこそ「古き良き」アメリカの風景に思いを馳せるように、肩の力を抜いて「ミネソタへの旅」を楽しむくらいの気持ちで読んでもらえれば、と思う。

 

また、やや前後するが、自分にとって本書で数少ない引っ掛かりポイントとなったのもパート3の中の一節であった。筆者は、1945年8月6日の広島への原爆投下以降、世界は一国がその他全ての国を滅ぼしうる核保有時代に入った、と語る。続いて、もはや強大な力を国家が持つことは避けがたく、だからこそその国家がアメリカであることに筆者は安心を覚える、と述べている。この一連の記述には、少なくとも米国が広島に原爆を投下したこと自体についての是非といった意見は含まれていない。そしてそのまま、「米国が強者であり続けられることに安堵する」と語っている。この点が、反核ナショナリズムを叫ぶわけではないが、やはり日本人としては引っ掛からざるを得ない。続くチャプターの中で、オバマ元大統領の広島訪問時の演説なども紹介されてはいるが、それも含めてやはり、ヒロイックなアメリカの視点からの語りだな、という印象を覚えざるを得なかった。本書自体が現代のアメリカ人に向けたエールの体を取っており、そこに広島原爆への後ろ向きな言及などが求められるわけもないことは承知しているが、他の部分が実に骨太だった分、どうしても気になってしまった。この点と筆者の「楽観主義」の組み合わせが、人によってはイノセントすぎるようにも思え、気になってしまう可能性はあるだろう。この点について、悩みはしたが折角なのでここに書き留めておくこととする。

 

最終パートでは、セントルイスパーク以外のコミュニティを巡る旅の記録を綴り、同署は素晴らしいケースであるが唯一無二ではなく、地理を問わず同様にコミュニティが活性化している例はある、と語っている。セントルイスパークは、特別だが特例ではない、ということだ。それこそが、アメリカにとっての希望になると筆者は語る。そして、パート3の後半から繰り返し語られている、加速の時代への処方箋は……「信頼」だ。

 

信頼。何も特別なことではない。想像もつかないような特効薬でも、逆転の秘策でもない。ただ、地域コミュニティ発の相互的な信頼、多様性を受容して分断ではなく多元的共存を選ぶような信頼が、人々の最も安定した足場となり、加速した物事が吹き荒れ渦を巻く中で、台風の目になる、という。これだけ読めば、拍子抜けだと言われるかもしれない。ただし、本書を中盤まで読んだ人ならば、この途方もない混沌の時代に道はあるのか、と打ちひしがれるであろうから、それに対する筆者の答えが人間存在の根本に立ち返るようなものであることも、納得がいくのではないだろうか。

 

以上が、本書の概要である。最終パート以降で特筆すべきは、2016年にハードカバー版が出版された直後、イギリスのEU離脱可決とトランプの大統領当選という大事件を受けて、筆者が早速加筆の準備を進め、本書(17年出版のペーパーバック版)ではそれらに対する持論をも取り入れたことだろう。つくづく、加速の時代に本を書くというのがいかに難しいことかを感じさせる。取材執筆には3年を要したそうだが、筆者は恐らくその最中ずっと、加速に執筆内容が取り残されて陳腐化しないか、現実に引き離されはしないか、という恐れと戦っていたのではないだろうか。それに目を瞑らず、時間をおいての複数回取材などでギリギリまで内容のアップデートを続けたというから、本当に天晴れな姿勢だ。

 

そして、本書を読み終えた直後ーー正確には読んでいる最中から、頭に浮かんで仕方がなかった三つの点もここで挙げたい。これは筆者へ投げかけたい問いであり、また自らに課したい思考テストでもある。

 

一つ目は、GAFAに代表されるような、現代の市場における超巨大な支配的プレイヤーの振る舞いとあるべき姿について、筆者はどう考えているのか、ということだ。プラットフォーマーと言い換えてもいいだろう。多角化・巨大化を極めたプラットフォーマーは、何にどれだけの手数料を課すか、何を配信し何を停止するか、といった権限によって、実質的に生活や文化をコントロールする立場にある、という議論が最近は見られるようになってきた。また、労働者の権利問題、サプライチェーンの巨人としての振る舞いをはじめとした、個々の会社自体の体質についても、疑問符が付くところがあるかもしれない。そうした現実については、楽観主義で流れに任せるだけでよいのか、という疑問を是非とも投げかけたい。

 

二つ目は、コロナ時代において筆者の持論にアップデートはあるのか、ということだ。最も分かりやすい例として、本書において信頼を醸成するベース、イノベーションの起点として期待されている地域の昔ながらなコミュニティは、対面コミュニケーションを破壊する感染症によって、危機に瀕していることが想像できる。加えて、更に深刻な問題として、感染拡大に際しての危機感の有無、行動を変容させる必要性の是非、ワクチンに対する考え方、職業への影響、何よりも実際に親しい家族友人を亡くす経験をしたかどうか、などの違いにより、地球上のあらゆる土地で過去とは異質の分断が起きている。この分断が本格的に露呈してくるのは、もしかしたらこれからかもしれない。ノーマスクで酒を飲み音楽フェスに通い詰めていた人間と、大切な相手を感染拡大で失った人間との間に「信頼」を築くことは、果たして可能なのだろうか?これ以上の例えを挙げるのは控えるが、この潜在的な分断を過小評価することは極めて危険だと考える。これについても、是非筆者の意見を聞きたい。

 

三つ目は、シンプルに本書の理論がどこまで日本に当てはめられるか、活用できるか、ということだ。正直な気持ちとして、多彩な技術イノベーションの最先端として語られるのを見ると、やっぱりアメリカは凄いな、日本とは違うな、という気持ちを抱くことはある。またそれ以上に、本書で地域コミュニティの活性化や、旧来と異なる開かれたスタイルの候補者への投票、という話が出るたび、自国のことを思って暗澹たる気分になった。究極的には、本書に匹敵するような日本発の一冊が見当たらないことも、言ってしまえば残念だ。とはいえ、全てを遠い海の向こうの話、で片づけてしまうのはあまりに勿体ない。たとえば、生涯学習を続けなければミドルクラスに居続けることすら困難になる、そしてそのためにはモチベーションと集中力の格差が問題になる、という提言は日本にも当てはまるだろう。他にも、本書の事例を日本ならどうか、と想像することで、非常に重要な手がかりを見つけていけるものと思う。目下最大の問題は、「加速の時代」に正しい危機感と使命感を持っているように見える大人がほとんど見当たらないことだとも思われるが、ひとまずはそのことを嘆くより、自分への再読時の宿題としておきたい。

 

最後に、本書で何より印象的だったのは、全編を通じての筆者の言葉選びや言い回しの巧みさだ。これには、訳者のセンスも大いに関係していることと思うが、それを含めてもとにかくメモに書き留めたいキラーフレーズや引用したい言葉が目白押しだった。以下では、そのごく一部をメモも兼ねて紹介したい。

 

「"混乱"は、自分や自分の会社が時代遅れに思えるような賢いことをだれかがやったときに起きる。それに対し、環境そのものが突然変わってしまい、追いつけないとみんなが感じることを、”常態の崩壊”と呼ぶ」

 

「急流で安定を高めるには、急流とおなじ速さか、あるいはもっと速く進むことが重要です」

 

デジタルディバイドから、モチベーションディバイドへ」「集中力とやる気の格差」

 

「中国の崩壊は中国の勃興よりもアメリカを大きく脅かすだろう」「力の管理から、弱さの管理と操縦へ」

 

「~(支配)からの自由は確保されても、~(政治参加等)をやる自由はまだない国々」「自由の不平等」

 

「独裁者を倒すために使ったツールが、その後、私たちをバラバラに分裂させたんです」

 

SNSの5つの弱点……①噂、②反響の増幅、③暴徒化、④意見を変えることの困難さ、⑤対話でなく一方的に喋ることに優れている点

 

「未来のテクノロジーと過去の敵意が組み合わさった新種のグローバリゼーション」「組織ではなく運動としてのテロリズム」「民主主義国家と独裁の非対称性」

 

アメリカが重要な役割を担うADD……増強amplify(教育機会、生活基盤)、抑止deter(ロシアや中国といった超大国への対応)、衰退化degrade(破壊者を衰退させる手伝い……最後は村人の手が必要)

 

三つの柱の崩壊……①期待の崩壊とミドルクラスを維持することの困難化、②多元的共存への広範なコミットメント:スキルの高低を問わず流入を歓迎すること、③都市部と田園地帯が経済的にどちらもミドルでいられるという期待の崩壊(格差化)

 

生涯学習を続けることで、「何とかミドルクラスに居続けられる」

 

 

……いかがだろうか。もしも気になる言葉があれば、是非とも本書を手に取り、一緒に「立ち止まって考え」てみることを、強くオススメしたい。

 

最後に、本書の中で最も印象に残った言葉を挙げて、本記事の締めくくりとしよう。

 

 

「自分が日陰を利用できないとわかっていながら老人が木を植えると、社会は偉大になる」--ギリシャの諺、作者不明

 

 

 

 

作品との運命的な出会い方を考える

小説、漫画、アニメ、映画、音楽……ジャンルを問わず、ある作品と「運命的に出会う」ということがある。

 

まるで自分のことのように、描かれている状況に親近感を覚えるとき。苦しい中に差し込んだ一筋の光のように、作品が提示するメッセージが輝いて見えるとき。登場人物の心境に、理屈を超えて共感し、涙を流すとき。何気ない一文、ワンシーンに、言いようもなく感動するとき。

 

人はそんなとき、その作品との出会いを、まるで運命であるかのように感じる。

 

そうした出会いは、必ずやその人にとって忘れがたいものとなり、強い印象を残し、素晴らしい思い出として心の財産になる。もちろん、数だけで語れるものでないのは承知の上であるが、そうした出会いを数多く経験した人は、きっと心豊かになれるだろう。また、言い方を変えれば、それだけ多くの作品がその人の中に残り、「心の支柱」になってくれるということでもある。

 

運命の出会いというものは、かくも素晴らしいものだ。そのような作品に出会うことは、様々なコンテンツを楽しむ人生にとって最上の喜びだと言っていいだろう。

 

さて、本題だ。ここでちょっと考えてみよう。

 

どうすれば、運命の作品と出会えるだろうか?

 

そんなもの、運命なんだから理屈で考えてどうするんだ。それじゃ運命でもなんでもないだろう。姑息なことを。

 

いやいや、ちょっとお待ちいただきたい。先程述べたように、ここでいう運命の作品とは、それに触れた本人にとって、まるで自分のことのように共感を呼び起こし、感動させてくれる、というものだ。(真逆のパターンで、全く共感困難・理解不能だけどなぜか最高、ということも有り得るだろうが、そちらについては今回対象外とする)

 

そのつもりで、一緒に考えてほしい。運命の作品との出会い方について。

 

まず思いつくのが、とにかく理屈抜きでたくさんの作品に触れる、ということだ。これについては、それができれば一番だし、特に丁寧な説明をするまでもないだろう。片っ端から興味を持った作品に触れる中で、自分にとってドンピシャなものを見つければよい。要するに、「量」をこなすやり方だ。分かりやすい。

 

他に方法はないだろうか。次に思いつくのは、古今東西を問わず、老若男女に幅広く響くものに触れる、ということだ。言い換えれば、より普遍的なものや、広く人気のある作品にアクセスしてみることだ。こちらは、量ではなく作品の「質」に注目する方法である。

 

分かりやすい例で言えば、古典が挙げられる。生憎自分は教養がからっきしの人間なので具体例に乏しいのだが、たとえば哲学。いわば人の心についての、古代からの叡智の集積である。そこには時代を超えた普遍的な教えがあり、あなたにも響く言葉が詰まっているだろう。

 

古典はハードルが高い、という人には、よりシンプルで簡単な方法として、大ヒット作に触れてみるというのもオススメだ。全ての例がそうだとは言わないが、広く共感されるからこそ、大衆の支持を獲得し、人気が出る。ラブソングであれば、より多くの人が共感しやすい歌詞とエモーショナルなメロディー展開がヒットのキモだろうし、漫画やアニメであれば、魅力的で共感を集めるキャラクターが多く登場することが大切だ。(ラブソングを全く聴かない身で僭越な語りではあるが……) マス人気のあるものには、やはりそれだけの理由があるのだ。きっと、そうした作品のコアにはより共感しやすいメカニズムがあり、たくさんの人にとっての「運命の作品」になっていることだろう。

 

と、ここまで「量」「質」という切り分けから、運命の作品との出会い方を書いてきたが、読者の皆様にとっては当たり前に思える話ばかりで退屈だったかもしれない。率直に言うと、書いている私自身もそうだ。ここまでは前振りで、今回本当に語りたかったことの前座に過ぎない。どれだけ文章下手なんだよとお叱りを受けそうであるが、次の三つ目が今回一番伝えたい内容だ。

 

運命の出会いを構成する要素は、作品だけではない。それに触れる「あなた」もまた、当然ながら運命の出会いには欠かせない登場人物だ。

 

だからこそ、最後の一つでは視点を変えることを提唱する。つまり、「あなた」のことからスタートして考えてみるのだ。

 

自分にとって、どういったストーリー展開が好ましいのか、どのような人物描写に共感できるのか。それは、形を問わず作品を愛する人であれば、常々意識していることだろう。よってここでは、さらに踏み込むことをオススメしたい。それは「今、あなたがどのような状態にあるか」だ。

 

自分の中の声に耳を澄ませてみてほしい。あなたは今、代わり映えのない日常に退屈しているのか、それとも新しい環境に胸を躍らせているのか。毎日気力が充実しているのか、それとも目まぐるしさに忙殺されて疲弊しているのか。精力的に動き続けているのか、それともちょっと立ち止まりたい気分なのか。周囲の人間と上手くいっているのか、それとも気持ちのしこりを感じているのか。そのようなことを、ちょっと振り返って考えてみてほしい。

 

そうして、自分の状態について、普段より自覚的になってみよう。言い換えれば、自分が何を必要としているか、どんな物語を求めているかを、自分の内面の状態ともリンクさせて考えてみよう。

 

そうしたら、あとはその自分の声に従って作品を探してみればいい。その際は、今までの自分の好みだけに囚われず、直感に素直になろう。半ば衝動買いのような形でもいいし、趣向の異なる作品を二つ、三つとピックアップするのも面白い。疲れている人は脱力するような日常系漫画を手にとってみてもいいし、行き場のないストレスを溜めているあなたは思い切ってバイオレンスな映画に飛び込んでみてもいいだろう。

 

大事なのは、今の自分の内面にとって必要そうなもの、「今の自分だからこそ」楽しめそうなものをチョイスすることだ。当然、あなたが今どんな状況に置かれているかによって、またそれをどう捉えているかによって、手に取る作品も変わってくるだろう。

 

そうして、自分の心の赴くままに作品を手に取ったら、最後にもう一工夫。本を読むときも、音楽を聴くときも、折角だからグッと前のめりでいってみよう。「さあ、お前が傑作なら私の心を動かしてみろ!」「今回は想像力をフル稼働して感情移入するぞ!」という具合にだ。そうすると、自ずと同じ内容でも受け取り方が変わってくるだろう。適当に消化するのではなく、いわば作品とのタイマン勝負だ。そうして上がった期待のハードルを作品が超えてくれたら、その嬉しさはひとしおだろう。

 

タイマンの末に見事あなたが勝てたら、つまり大いに楽しめたら、それはもちろん最高だ。運命の出会い、大成功だ。が、ダメだったからといって落ち込むことはない。Twitterにでも大声で「ハズレだったーー!」と書いてやろう。

 

いずれにしても、作品を味わった後は一言二言のメモ程度でもいいので、感想をアウトプットするのをオススメしたい。人間は、言葉にすることで気持ちを確認し、補強する生き物だ。特に書き言葉のパワーは絶大だ。印象的な一場面、ワンフレーズだけでもいいから書き留めておけば、綺麗さっぱり忘れてしまって勿体ない思いをすることもないだろう。加えて言えば、そこに「なぜ、今の自分にとって、これは面白かったのか/つまらなかったのか」というのを書き添えられれば最高だ。それは世界に唯一無二の、今その時のあなただけの感想になる。

 

もちろん、前述した「とにかくたくさんの作品に触れる」「普遍的な名作に触れる」という方法についても、「今の自分」を意識してから取り組むことで、より効果が上がることは間違いない。これら三つの方法は何も独立しているわけではないのだ。作品の量、質、そしてそれを受け取る自分の状態。その三つ全てを意識することで、運命の作品に出会える確率は、どんどんアップしていくだろう。

 

かくいう自分も、メンタルを崩して休職中という身ではあるが、この頃はそれに萎縮しすぎないように、逆に今だからこそできる楽しみ方というのを模索しはじめた。そんな中で、本日とある本を読んで「まさに今の自分にピッタリだ!」と思ったことをきっかけに、思いつくままに当記事を書き上げた次第である。

 

稚拙の極みのような内容ではあるが、読者の皆様がたくさんの作品と運命の出会いを果たせることを、心から願っている。そしてその暁には、是非ともその素晴らしさを自分にもご紹介いただけたら、望外の喜びである。

 

 

 

 

 

 

 

 

一歳になったむすこへ

本日8月21日、我が家のむすこが満一歳の誕生日を迎えた。

 

あっという間の一年間だった。明け方にタクシーで病院に向かい、出産に立ち会ったのが本当についこの間のように思う。

 

たった一年でも、写真フォルダで振り返るとどんどん顔つきが変わってきたのが分かる。頭以外はほっそりして折れそうだった新生児期、産まれたことに気付いて表情が出てきた頃、ふくふくと顔が丸まってきた頃、笑顔が増えた頃、髪がもさもさ増えてきた頃、活発に動き回るようになった頃。今ではつかまり立ちとつたい歩きの名人で、家のあちらこちらに手を伸ばしている。ちょうど今日、温存していたかのように数秒間のひとり立ちも見せてくれた。その後怖くなったのか大声で泣いちゃったけど。

 

むすこは可愛い。もう、本当に言葉にできないほどかわいい。しかも、大変に元気いっぱいだ。一歳になる今日まで、ほとんど熱を出すこともなければ、派手に吐いたりといったこともなく、食べ物へのアレルギー反応もなく、本当に健康そのもので過ごしてきた。自分の子供が産まれてから、これがどれほど貴重でありがたいことかを実感している。助かっている、という言葉は不適切かもしれないが、本当に健康でいてくれることは何よりありがたい。

 

一方で父はというと、産まれてから2ヶ月育休を取り、その後は在宅勤務しつつ何とか頑張っていたが、5月からメンタルを崩して仕事を休んでおり、今に至る。理想の父親というものには程遠いだろう。バリバリ働いて家族のことも完璧にケアして、というのは当面できなくなってしまった。

 

メンタルが参った原因は仕事と家庭の両立が厳しくなったからだが、正直に言うと家庭の要因の方が大きかった。薬を飲み始めてしばらく経つ今でも、疲れやすいのは治っていない気がするし、その日の体調の波によって、同じように子供と遊んでいてもすぐクタクタになるときも多い。妻に対しては、まだ以前のような気持ちには戻れていないし、この先どうなるかも分からない。というような有様なので、やっぱり理想の父親とは到底言えない。

 

ただ、休職したおかげで毎日保育園の送り迎えができるようになったし、毎晩お風呂にも一緒に入れている。保育園に迎えに行くと「ぱっぱ!」と手を伸ばしてくれるし、お風呂では水を跳ねさせて笑ってくれる。そういうときに感じる幸せを思うと、休職したのもむしろ悪くないかな、と思えるようになってきた。仕事でクタクタだったら、子供と満足に接することもできなかっただろう。結果として、1年間の成長をしっかり毎日見届けることができた。

 

この間メンタルクリニックに通院して、どうしても家族と長時間接すると疲れる、という話をしたとき、あくまで一つの可能性と前置きした上でだが、先生は「父性的な愛情があまりなくて、他人の子供のような感じに思っているのかもしれない」と言っていた。ショックだったし「かわいいとは思う」とだけ答えたが、もしかしたら当たってるのかもしれない。だから疲れるのかもしれない。

 

だけど、それを殊更に悩んでも仕方ないのかな、と思い始めた。自分の脳が父性不足なら、もうそれで仕方ないだろう。あるいは、むすこも自分も年月が経つ中で、そのうち変わるかもしれない。

 

何より、むすこがかわいいのだ。とても愛らしい。向こう側が透けて見えるカーテンに隠れて、見失ったフリをする両親を見てシシシと笑ったり、まるで保育園で今日あったことをしゃべるように赤ちゃん語で長話をしてくれたり、そのかしこさや集中力にはいつも驚かされる。眉毛が濃くキリッとしていて、目つきはやたら鋭いのだが、ほっぺたは大福みたいだし手足はコッペパンみたいだし全身ふっくらモチモチで、目元とのギャップがすごい。表情豊かで、喜怒哀楽が激しくて、とてもかわいいやつだ。俺に父性が足りなかろうが脳が病気になってようが、このかわいさは本物だ。

 

自分は理想の父親に程遠いかもしれないけれど、この子は最高のむすこだ。第一子が彼で本当に良かったと、日々思っている。掛け値なしに、自分はむすこのことを愛しているし、大切だと思う。これから先、自分や彼に何があるかは分からないけれど、まずは一年間元気いっぱいで生きてきた彼を祝福し、そしてダメなりに頑張ってきた自分をちょっと労う意味でも、ここに記念の日記を書き留めておく。

 

むすこよ、うちに来てくれて本当にありがとう。そして、誕生日おめでとう。これからもよろしくな。

 

 

 

狼を見た。~孤狼の血 LEVEL2 初見メモ~

掲題の通り。途轍もない映画を観てしまった。間違いなくこれまで観てきた邦画の中で一、二を争う完成度だ。凄まじいまでの暴力、リアルすぎる幻想、目を背けたくなるほどの説得力。まとまった文章ではないが、熱量が冷める前に初日の感想を本編振り返りの形で書き留めておくことにする。当然ながら全編にわたって映画本編のネタバレを含むため、今後鑑賞予定の方は閲覧非推奨である。

 

 

 

0. 上林という男

 

ああ、それにしても、まず思い出されるのは鈴木亮平演じる上林の恐ろしさだ。「邦画史上に残る悪役にしたい」などのコメントは観ていたが、その上がった期待感のハードルを易々と乗り越え、いやレーンごと踏みつぶすかのような暴虐の極致。格闘、性暴力、銃、拘束監禁、絞殺、犬殺し、恐喝脅迫、強要、薬物、報復、刃物、そして独善。およそ一般観客の立場から想像しうるあらゆる残虐を圧倒的な質感で見せつけてくれた。あとやってないのは局部切断くらいなんじゃないか、マジで。

 

出所してきたとき、舎弟に笑顔を見せるシーンでは、まだ自分の目に映るのは「鈴木亮平特有の、人懐っこい笑顔」だった。同時に、果たしてこれが2時間後にどう変貌しているのか、という期待感を持たせてもいた。結果はどうだったか。幾度となく見せるその笑顔は、しかしながら好青年役が目立っていた鈴木亮平のそれとは全く違う、邪悪な凄味の塊であった。稀代の敵役・上林は、最期の瞬間のその寸前まで、邪という概念そのもののような笑顔を浮かべていた。

 

何というキャラクターだろう。時系列順に物語を振り返ろうとしても、その強烈すぎる印象が全編をあまりにも強烈に支配しているがために、個々のシーンに思いを馳せることにさえ支障を来す。死亡してなお、観客の脳裏を支配して離れない怪物だ。

 

上林についてはまた改めて、二回目鑑賞後にでも書くことになるかもしれないが、現時点で備忘のために一点書き加えておこう。鈴木亮平いわく、上林は親の復讐のために行動しており、自分自身を正義、それ以外を全て悪だと思っているということだ。そうしてみると、彼が日岡を指して「鬼畜」と言い、尾谷組を襲撃するのにあたって「外道が!」と叫んだことにも合点がいく。彼こそが鬼畜外道そのものだと我々の目には映るが、彼からすれば正義の鉄槌を下されるべき悪党どもは自分ではなく目障りな敵どもなのである。大上が唯一無二の存在感で活躍した1では、しかしながらこれほどの暴虐存在はいなかった。2を観終わった後に、果たしてガミさんならばどう対決したのか…と考えるのも、シリーズファンに許された楽しみ方だろう。

 

上林の話をいい加減に中断しよう。幸いパンフレットに年表・時系列表が付属しているため、それをベースに作中各シーンの印象を書き留めていく。シーンごとの順序に不安も多々あるので、間違いがあってもどうか許してほしい。

 

 

1. OP~上林のピアノ講師襲撃まで

 

大上に代わる裏社会の仕切り屋として、年月と共に凄味を増した日岡が印象的なクラブ襲撃のシーン。観客はまずここで、松坂桃李の前作から一新したビジュアル・振る舞いに惹きつけられる。広大出の気弱な好青年はもういない。一方、出所する上林は圧巻の肉体を映すところからスクリーンに初登場、いきなり強烈なインパクト。チンピラのチャカなどには当然怯まず、したたかに五十子の三下どもを一網打尽にする日岡。と、そこにチンタのドスが襲いかかり、倒れる日岡。もしかして、ジョン・ウィックのOPのようにラストシーンを冒頭に持ってきたのか?と困惑。

 

が、すぐに場面は代わり、チンタが日岡のSであること、その姉家族との関係が描かれる。微笑ましい光景と、日岡の人懐っこい表情が印象に残る。が、同時に大上が利用している描写のなかったS=暴力団内部スパイとその家族ということで、否が応でもこの先の悲劇を予感させた。逆に言えばここで「危ない気がする」と精神的な準備ができていないと、待ち受ける惨劇を受け止めるのは厳しいだろう。

 

上林の出所シーン。凶悪な囚人が看守に世話になったと礼をしているだけで、もう悪い予感がする。上林出所。鈴木亮平の爽やかな笑顔、この時点ではまだ観客も上林という怪物を測りかねる。が、直後のピアノ講師への凶行でいきなりエンジン全開。いくらなんでも悪い予感的中が早すぎる。看守に子供がいなくてよかったよ。目をくりぬくというのは何かの記事で読んでいたので心の準備ができていたが、事前情報なし・1を未見かつゴア耐性ない人はキツいだろうなー。1の豚の糞みたいな、この映画はここまでやりますよ!スイッチ切り替えてくださいね!というアラートにも思える。そして記憶が確かならこのへんでOP。看守とのやりとり~出所後即座に家族を殺害、という流れは、「世紀末リーダー伝たけし」のバーバリアン編を思い出した。あれ当時ジャンプで読んで恐ろしくて仕方なかったよ。

 

2. 殺人事件捜査本部~チンタのパスポート

 

殺人事件の看板題字は署内の達筆な人間が担当するって今野敏で読んだ。そしてはしゃぐ不謹慎親父・瀬島の初登場。瀬島……。1でもトップクラスにヘイトを集めたであろう嵯峨管理官が再登場するも、どこか日岡にへつらうような態度。そして日岡はダメダメオーラ漂う瀬島とコンビを組むことに。この時点だとむしろ瀬島は日岡のやり方にドン引きする要員か、あるいは絆を深めた結果無残な最期を遂げるか、などと予想していた。

 

一方、上林は出所早々に傍若無人の振る舞いを始める。余談だが、さっき確認するまで1の尾谷組長・伊吹吾郎と2の溝口・宇梶剛士の区別がついておらず、てっきり尾谷が出所して仁正会と兄弟盃を交わすことで手打ちになったんだと脳内で盛大に勘違いしており、尾谷小物になったなーとか思ってた。バカすぎる。

 

1のパール男まさかの再登場、そして痛い目に遭う。ここの暴力シーンはカットで正解。上林の暴走本格化、溝口アイスピック死。ここの吉田鋼太郎以下が震え上がるシーンはちょっと大げさすぎて劇場でも笑い声が上がってた。あまりに貫目がなさすぎる。続いて五十子の元No.2も残虐殺。もうずっと上林のターン。日岡、事情聴取で上林と初遭遇。二人の白々しい笑顔の応酬がこの先の対決を予感させる。

 

瀬島のアパートでの懇親会と称した夕食シーン。うだつは上がらないけどあたたかくて信頼できる相棒、というイメージが作られていく。日岡自身も子供のことを調べた負い目を感じていたのだろう。それにしても自分から口を滑らせるというのは甘さを感じさせる。「極道は自分らを悪だと認めるが、思想犯は正義ぶっているからタチが悪い」という瀬島の台詞。当初は瀬島自身は意図せずに日岡の正義をメタに問いかけるような意味合いだと思っていた。

 

日岡、デパートの屋上でチンタにパスポートを渡す。このときは一瞬なので韓国のだと分からなかった。タイかどこかに新天地を求めに行くのかと。もうこの辺でチンタ死亡フラグ立ちまくり危うさMAX。

 

上林の過去の回想。ここまで見せてきた残虐そのものの怪物に同情の余地はない。

 

3. ~チンタ死亡まで

 

1で嵯峨管理官と並ぶヘイト集め役だった新聞記者・中村獅童再登場。相変わらずのクソっぷりだが、日岡が堂々としすぎているという批判は的を得ているとも思える。それだけに日岡は激高する。その後の安芸新聞のスクープのくだりは記憶が曖昧なのでもう一度観て確認する。続く上林が高坂から真犯人を聞き出した場面については、高坂よく無事で済んだなとも思う。スタンド華でイキる上林組と新生尾谷の制裁。橘(斎藤工)はもちろん、早乙女太一演じる花田がイカす。

 

が、その後すぐに銃撃で橘は半退場に。勿体ない……。テンポ重視だろうけど続編に期待(生きてるよね?)。そして日岡が尾谷を止めるシーン。花田はそりゃ収まりつかないよね。予告にあった「全員豚箱~」が尾谷に対してだったとは意外。このあたり、ガミさんならどうするか?と考えながら観ると楽しい。そして1を観た観客にとって大きな疑問だった、一之瀬との間のことについても明言があり、裏社会を掌握していた気になっていた日岡が心までは掴めていなかったことが露呈する。それゆえに日岡の恫喝もむなしく響く。

 

綿船(吉田鋼太郎)に上林を止めるように進言しに行く日岡だが、軽くあしらわれる。このあたりはモロにガミさんとの貫目の違いが裏目に出ている。綿船自身、日岡を鬱陶しく思っていたのだろう(警察と繋がって調子づく溝口が邪魔だったとのナレーションもあったし)。そして「手に負えなくなった狼は~」の演説。

 

チンタはSを把握した上林にシャブまで打たれ、心身ともに追い込まれていく。注射されるシーンで割れた窓ガラス越しに映る姿はまるで蜘蛛の巣にかけられた虫のように哀れ。そして追い込まれたチンタの発砲。が、日岡は撃たれて尚もチンタの身を案じる。一方、上林にとどめを刺さなかったこと、捜査の手が伸びていないことを追及され指まで詰めさせられるチンタ。もう見てる方が辛い。チンタは反逆を決意する。日岡はというと、腹に風穴が空きながらもそれを隠れ蓑に動く意地を見せる。瀬島との信頼関係も強まる。そして尾谷襲撃の情報がチンタからもたらされる。「瀬島さんあんた、上林組にSがいるのかい!?」

 

が、上林組は警察を回避。上林自身は直接日岡を始末しようと襲いかかるが、日岡は何とか逃れる。この辺で完全に瀬島を観客も信じ込む。一方、密告がバレて追い詰められたチンタは発砲しながら逃走するも、上林により殺害されてしまう。目をくり抜くより先に殺害されたのはせめてもの救いか……。そして届く死体。子供たち可哀想すぎる。高坂のヘイト集めムーブ極まる。いくらなんでもそこまで露悪的になることある?激情を抑えきれない日岡

 

 

4. ~決着まで

 

嵯峨管理官が本性を現し超最悪ムーブをかます。「広島の治安を守ってるのはてめえだけじゃねえんだよ、タコ!」瀬島一瞬立とうとするが睨まれて助けてくれない。

 

追い詰められた日岡、瀬島に五十子殺害の真相を話す。ここでようやく、もしかして……とは思った。ただ、妻が鍋を味見しながら微笑むシーンも、てっきり「コンビとしていい味が出てきた」とかだと勘違いしてしまった。ナレーションが不穏さを掻き立てる。

 

再び現れた高坂につかみかかる日岡だが、殺人事件の捜査を真面目にやれよ、との言葉から急展開。そして明らかになる真相。裏返る瀬島、家ごと姿を消す。無理があるだろと思いつつもそれ以上にウワーっとなった。素直に恐ろしい。広島県警クソすぎるだろ。完全に崩壊する日岡、真緒に泣いて抱きつく一連のシーンはカメラがブレブレになっており、日岡の不安定さ・危うさを示唆する。ハイローEOSの山王が割れるシーンと同じだね。

 

日岡、高坂を利用して全方位に戦争を仕掛ける。したたかさは流石だが、映画的には特にきっかけもなく再起するのが早くない?とは思った。テンポ重視かな。あっという間に記事ぶちあげる安芸新聞も大概だと思うがツッコミは野暮かな。そしてムキになって日岡をとっつかまえる警察。そのくせ拘束中の警戒がザルなのはご愛敬。

 

上林、極妻をぶっ殺して尾谷へ最終戦争を仕掛ける。直々にトラックでカチコむのは流石だよ。奇襲を食らった尾谷、花田を中心に反撃するもあんまりいいとこなし。日岡に銃を向けたり気散らすから…。撃たれたの肩あたりだけど生きてるのかな。あと組長代行は空気すぎない?なんか裏があるのかとすら思った。

 

そしてクライマックス、カーチェイス。事務所前の銃撃戦以降、上林の殺してみろよムーブが冴えまくっている。格では勝ち目なさそうだった日岡も必死に食らいつく。停車してるパトカーにぶつけた方が回転炎上して間抜けじゃない?と思ったら抜け出して長物振り回す。まさかの第二形態。第三形態まである。凄すぎる。もう気迫の勝負。ギリギリで役者同士が引き上げ合うかのような狂気の戦い。バイオレンスタイマンの一つの完成形。死神に憑かれていると語り、自分の生き残りを信じて疑わない上林。

 

そこに嵯峨が究極のクソムーブで割って入る。こいつ最後の最後までクソすぎる。生き残ったことを笑う上林…と思ったら日岡がやりやがった!!!ノンキャリ管理畑で警視まで上り詰めた嵯峨にとって憎き元部下に銃を奪われて捜査対象を殺害されたなんて有り得ない汚点だよね。そう来るか…と納得した。心情的にはまだ足りないけど。何より天晴なのは上林との決着のつけ方。この後も含めて、今作は「死ぬだけじゃ足りない外道にどう引導を渡すか」という大きな問いに対する一つの答えを示してくれたと思う。それは、「死ぬと全く思ってないとき、調子こいてるときに殺す」だ。それが上林にとって、そしてラストで制裁を受けるあの男にとって、何よりも因果な最期だということだろう。

 

 

5. ラストシーンまで

 

日岡が田舎駐在になったのはビックリだけど、パンフで小説版2作目までを繋ぐストーリーだったと聞いて納得。そして瀬島。麻雀のシーンは「鳴かず飛ばずのフリをしていた」みたいなこと???最期については全く上林と同じことが言える。逆に言えば、単に公安の仕事をするに留まらず犠牲者を出したことが彼の罪であったということだろう。妻は結局同じ公安で偽装夫婦、資料も偽装で子供はいなかったって考えた方が辻褄合うよね多分。じゃなきゃ写真を忘れるはずもないし。

 

ラストは蛇足だという声も多そうだし、尺長いなーとは思ったけど、あれはあれで次に続くためにも必要だと思う。狼を見た。それはあの人の消えない影なのか、自分自身が孤狼の血を受け継ぐということなのか。解釈にはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

同時に、我々も狼を見たのだ。荒々しく、正邪の境目で狂気に手足を絡められながら懸命にもがく狼の姿を。そして、現代の世に真正面からぶつけられた、映画作品という姿形の孤狼を。

 

俺は確かに今日、狼を見た。

 

 

 

 

 

ある日のカラオケの記録

久々のブログ更新。

 

今日あったこと…ヒトカラに行こうとしたら緊急事態宣言明けるまで休業してた。やる気満々だったのですが歌いたい欲が迷子になってしまいました。

 

ということで今回は、一度やってみたかったカラオケの十八番について語るやつをやってみようと思います。全く需要を考えない記事で恐縮だが、気にせず参ります。

 

2021年6月3日にヒトカラに行ったときの履歴を写真に撮っていたので、それを元に書いていきましょう。折角なので曲順もそのままで。約2時間のプレイリストとなります。youtubeのアドレスとか貼りたいところなんだけど権利的に多分まずいので控えときます……。

 

1. 少年よ/布施明

仮面ライダー響鬼のOPなのだが、本編未視聴。ごめんなさい。というかこの後もこんなのがたくさんあります。なんで一曲目からこれかというと、大声でのびのび歌えて、喉のウォーミングアップに最適なため。この曲でその日の調子を測ることができます。2番の「少年よ旅に出たなら 雨も降る 顔を上げて」ってところが好き。

 

2. オーブの祈り/水木一郎withボイジャー

ウルトラマンオーブOP。こちらは全話視聴済みです。オーブ大好き。少年よと同じく、全力で声を出せるので序盤に持ってきています。間奏からの「銀河を越え夢を追いかけて 星屑の交響曲(シンフォニー)奏でろ!高らかに!」ってところが大好き。歌うのちょっと難しいけど。水木一郎のアニキはやっぱりすごいなと思わされた曲。

 

3. Do You Hear The People Sing?/Le Miserables

いきなり洋楽。レ・ミゼラブルの「民衆の歌」。この日はなんとなく気分が乗ったので久しぶりに入れました。映画もだけど、イギリスに会社の研修で留学してたときにミュージカルで聴いたのがすごく印象深い曲。ラストも流れるんだよね。思いっきり歌うと気分爽快で元気が湧いてきます。似たジャンルでグレイテスト・ショーマンの「This Is Me」もいいんだけど音域が厳しい……。

 

4. 超獣戦隊ライブマン/嶋大輔

同名の戦隊OP曲。本編未視聴なんだけど、歌って気持ちいい度は歴代戦隊ソングの中でもトップクラスなので毎回歌う。「ギラリ戦え」とか「青春爆発ファイヤー」とか暑苦しすぎるのがマジで良い。ゴーカイジャーで流れたときも熱かったよね。

 

5. 超新星フラッシュマン/北原拓

同じく同名の戦隊OPでこちらも本編未視聴。若い人には知名度ないかもだけどこの曲ヤバいよ。イントロからしてテンションがもうおかしいし、その勢いのままラストまで突っ走る!作曲はゴダイゴタケカワユキヒデなんだね。とにかく所謂疾走感を遥かに超えた超新星としか言いようのない曲なので、聴いたことない人は必聴。何かを言う前にぶつかるのさ!!

 

6. Larger Than Life/Backstreet Boys

Backstreet BoysはこれとEverybodyが特に好きで、どっちかは歌うことが多い。とにかくなんか耳に残る曲。ビョンビョンしてヤイヤイ言う。

 

7. 星獣戦隊ギンガマン/希砂未竜

この日は戦隊の気分だったようです。ギンガマンはリアルタイムで一部観てたはずだけどほとんど記憶がない……。歌手が子門真人の別名義なのはみんな知ってる話ですね。ガンガンギギンギンガマン。壮大なイントロから始まり、伸びやかに歌えてスッキリする名曲。DAMの劇中映像では明らかにメガレンジャーと間違えただろって感じのロボが2体出てくるんだけどあれ何なんだろう。銀河を貫く伝説の刃!

 

8. 銀河旋風ブライガー/たいらいさお

ギンガ繋がり。アニメ原作は未見だしよく考えたらブライガーが出るスパロボに限ってまともにやったこともないんだけど、とにかく曲が好き。語りももちろんやるよ。ひ・ろ・が・る・プ・ラ・ズ・マ!

 

9. CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

超有名どころ。ドラゴンボールZの初期(サイヤ人~セル編まで)OPですね。個人的に音域がとにかくピッタリで歌いやすくて、でもって歌ってて最高に気持ちいいので未だによく歌う。よく考えたら生まれて初めてカラオケ行ったときも歌った気がする曲なんだけど、まさかそれから四半世紀経っても歌ってるとは思わなかったよね。

 

10. 限界突破×サバイバー/氷川きよし

DB繋がり。DB超の銀河サバイバル編(だっけ?)のOP。アニメは未見だけど。紅白のパフォーマンスがめちゃくちゃ良かったのが印象的。定番として毎年歌ってほしいくらいです。新時代のドラゴンボールの曲ということで、マスターしたいなと毎回歌ってる。でもシャウトは無理です。

 

11. Right Round (feat.Ke$ha)/Flo Rida

発作的にラップ歌いたくなったので舌の調子を確認するために入れた枠。映画ハングオーバー史上最低の二日酔いのエンディング曲なんだけど、入りからエンディング映像がめちゃくちゃ最低で最高なのよね。だいたい2番を歌ったところで満足して、繰り返しのサビは最後まで歌わずに消すことが多いです。

 

12. 仮面ライダーAGITO/石原慎一

平成ライダータイム。仮面ライダーアギトの前期OPですね。素直にこっちを歌うことが多いです。ちなみにアギトはリアタイで全話観てました。音域も無理なく歌えるし、スローな立ち上がりからどんどん盛り上がる感じが大好き。石原慎一の声はまさにアギト級のリアルモンスターだと思う。思いっきりタメて力込めて歌おう。

 

13. SURPRISE-DRIVE/Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE

仮面ライダードライブのOPですね。ドライブは……以前30話くらいまで観て止まってます。ごめんなさい。とにかく歌ってて気持ちいい。唯一無二の爽快感はライダーソングでもトップクラスですね。ラストサビの入りのSURPRISE!がいつもタイミング難しかったりもします。ちなみにこれとかハリケンジャーのOPが個人的にピッタリ全力出せるあたりの音域です。あんまり終盤に回すとサビが出ないこともあります。

 

14. Pleasure'91~人生の快楽~/B'z

B'zの中でも無理なく歌える部類で、かつ曲自体もとても好きなので一時期よく歌ってました。たくさんバリエーションありますが91と98を半々くらいの割合で歌います。「勝手知ったる少ない仲間と 敵だ味方だと騒いでる」って歌詞がとにかく大好きです。色んな事を思い出したりもします。大体最後まで聴かずにカラオケは止めます。

 

15. HOWLING/abingdon boys school

DARKER THAN BLACK黒の契約者-」という作品の曲だそうなのですが、アニメについては全然存じ上げないので省略します。名曲揃いのabsの中でも特に歌ってて気持ちいい曲ですね。特にサビ後のSun will rise~がとても楽しいです。音域は若干ギリギリ気味です。大学2年の春頃に聴きまくってたなあとか思い出してセンチメンタルになったりしますが、この曲自体のパワーで最終的には前向きになれます。大好き。

 

16. スイマーよ!!/B'z

恥ずかしながら最近初めてちゃんと聴いて、一気にB'zの好きな曲ランキングトップ3くらいまで駆け上がった曲です。精神の上下を乗りこなしていく人間の様を必死で前に進むスイマーにたとえるセンスは半端じゃないですね。ただ、残念ながら音域がギリギリ出るか出ないかあたりなので、毎回頑張って練習しています。収録アルバムの「SURVIVE」も名盤ですよね。

 

17. crosswise/T.M.Revolution

戦国BASARAは全くの未履修なのですが、西川兄貴のBASARA曲はどれも大好きです。これはその一番最初のやつですね。音域も気持ちよく歌える範囲に収まっていて、とにかくサビが歌ってて爽快なのでよく入れます。ラストサビ2連発は全力を出しましょう。喉がもっと強くて高音が出せればTMRオンリーで何時間も歌うのに……といつも悔しがります。オールしまくってた大学の頃よりだいぶ弱体化しました。

 

18. STAND PROUD/橋本仁

ジョジョ3部の前期OPですね。漫画はもちろんアニメも全話……と言いたいのですが、ペットショップ戦あたりで止まっています。ひどいですね。何はともあれ曲はこれぞ3部!という感じで直球の熱血1000%、存分にオラオラできて最高です。DAMだとAnimelo Summer Liveバージョンがあってそちらを入れることが多いです。アニメ映像が付くのを一生待ってます。

 

19. 裏切り者のレクイエム/ハセガワダイスケ

ジョジョ繋がりで、こちらは5部後期OPですね。5部はグリーンデイ戦の前で止まってます。もう何なんだよお前は。歌詞がボスと決別した後のブチャラティチームそのものという感じでカッコよさ全開なこの曲ですが、特に「裏切り者にはレクイエムを」の歌い方が1番と2番で違うのが最高です。1番は裏切り者=ボスにレクイエム(スタンド)の一撃をくれてやれ!で、2番は誇り高き裏切り者=ブチャラティチームの死に逝く者たちに鎮魂歌(レクイエム)を贈ろう、という意味だと解釈しています。

 

20. 仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

同名のライダーのOPですね。作品自体は未見なのですが、とにかく曲が最強にカッコいいので大好きです。もう数えきれないほど歌ってますが、いつも血が滾りまくります。昭和末期~平成初期にかけての特撮ソングにおける宮内タカユキの活躍は八面六臂なんて言葉じゃ足りないほどですね。カラオケではめったに入れませんが、RXの挿入歌も痺れる曲揃いで最高です。

 

21. Power Play/宮崎歩

殿堂入りアニソンの一つ。大好きだったアニメ、マシュランボーのOPです。果たして通じる人が何人いるのでしょうか。当時OPとEDの8cmCDを買いに親に銀座のCDショップへ連れてってもらい、何件もハシゴしてようやく買えたのは最高にいい思い出です。デジモンの挿入歌で有名な宮崎歩ですが、この曲はカッコよさ・爽快感において自分の中で不動のナンバーワンに君臨し続けています。歌ったときの気持ちよさも折り紙付き。「鏡に映る自分に気合入れたら笑いたいね」とか歌詞も最高だし、ラストサビは更に盛り上がるしでもう言うことなしです。ブチ切れたぜ!

 

22. 誰がために/成田賢・こおろぎ'73

サイボーグ009の主題歌ですね。熱血アニソン好きのくせになんと去年まで曲自体を知らなかったのですが、初めて聴いてこんなにもカッコいい曲があったのかと衝撃を受けました。メロディも格好良ければ歌詞も完璧だし、曲の展開も天才としか言いようがない。そして成田賢氏の歌声が渋すぎる。未来永劫歌い継いでいってほしい曲の一つです。カラオケでは「夢見て走る死の荒~~~~~~~~~~野!」が難しすぎてヤバいけど。

 

23. EXCITE/三浦大知

仮面ライダーエグゼイドのOPですね。三浦大知は特に詳しいわけじゃないし、エグゼイドも観てないのですが、この曲はとにかく歌ってて楽しいので気に入りました。ラストサビまで来ると若干高音がきついのは内緒です。ダンスもいつか覚えられたらいいですね。無理だろ。

 

24. Web of Night-English version/T.M.Revolution

この辺から「ほぼ毎回ラスト付近に入れる枠」です。TMRで一番好きな曲です。この曲の日本語版がモンハンのMADに使われてたのがきっかけで西川兄貴にハマった思い出の曲であり、脳内で勝手に漫画とかをアニメ化した際の妄想OPにほぼ必ず使われる曲でもあります。カラオケに行くとその日の気分で日本語版と英語版どっちかをだいたい必ず歌います。音域も力いっぱい歌える範囲なので助かる。

 

25. WE GOTTA POWER/影山ヒロノブ

殿堂入りアニソンの一つです。ドラゴンボールZのブウ編OPですね。リアルタイムでテレビ観てたのはブウ編からなので、この曲とは4歳の頃から軽く四半世紀以上の付き合いになります。今はカラオケの持ち歌不動のナンバーワンとして、最後に存分に大声を出してスッキリさせてくれる大事な役目を担っています。DAMのアニメ映像ではスーパーサイヤ人3になる回が流れますね。ラストサビの「ドラゴンボール『Z』」をどこまで伸ばせるかを毎回密かにチャレンジしていますが、演奏が終わるまでいけたのは一回くらいしかなかったと思います。大体いつも最後のデケデケデン!の前で力尽きます。

 

26. 魔弾~Der Freischutz~/T.M.Revolution

MV流してほしい曲ナンバーワン。TMRでもトップクラスに好きな曲の一つですが、10年以上歌い続けてるのに「デアフライシュツ」って読むのを知ったのは先月のことです。ラストサビの音程を変えるライブ版の歌い方が最高に好きなのですが、音域的にどうしても困難です。というかラストの変則サビ2連発だけで限界ギリギリです。もっと上手くなりたい曲。

 

27. HUSTLE MUSCLE/河野陽吾

殿堂入りアニソン。人生で一番歌った曲です。キン肉マン2世のOPですが、アニメ自体は実は観てません。大学入学直前に、これまたMADで初めて聴いた瞬間惚れ込み、4年間で数えきれないほど歌いまくりました。これより熱くなれる曲を自分は知りません。もう好きすぎて何から語っていいのか分からないくらい好き。DAMでもJOYでも同じアニメ映像が流れる珍しい曲で、どちらも最後はマッスルミレニアムで決めるのですが、マジで親の顔の数十倍は見ました。

 

 

補足…JAM Projectの「FIRE WARS」は今回歌いませんでした。マジンカイザーOVA(これも本編は未履修)の曲で、HUSTLE MUSCLEと並んで大学時代狂ったように歌ってた曲なのですが、喉への負担がクソデカいのでヒトカラだと今はどちらか一方という感じになっています。

 

歌いたいけどカラオケに入っていない曲の筆頭は遠藤正明のCan't Stopです。ゲッターロボ大決戦というゲームの曲らしいのですがそっちは未プレイで、じゃあ何かというとスパロボTのプレミアムサウンドエディションに収録されててそこでハマりました。歌詞は全くゲッターしてないんですが、耳から離れなくなりました。

 

他にほぼ毎回歌うけどこのとき入れなかったのはネオゲッターロボのSTORMとか、覚悟のススメのOPとかですね。歌いたいけど音域が無理な曲の筆頭は最近だと何といってもウルトラマンZです。

 

あとHIGHER GROUNDも、歌えないことはないけど気持ちよく歌えるレベルをだいぶ超えている(特にライブ版はいきなりサビから始まるのでマジで無理)ので、ヒトカラでは入れないことが多いです。ハイロー曲だと映像見たさにMUGEN ROAD、音域的にも楽しく歌えるSWAG&PRIDEあたりはよく入れます。あとは厳密にはハイローじゃないけどHeads or Tailsは一族の曲の中でぶっちぎり一番好きだし燃えるので度々歌います。一人だと寂しくなりますが。

 

そういえばこの回ではS.O.ことSOUL'd OUTを一曲も入れてないですね。未だに大好きなので、VOODOO KINGDOMとかMagenta Magentaはしょっちゅう歌います。

 

カラオケの話は楽しいですね。また思いついたらやるかもしれません。そして書いてたら人とカラオケ行きたくて仕方なくなってきました。平和になったら是非どなたか付き合ってください。この中の曲が一つでも分かるよという方は飛び跳ねて喜びます。が、そうでない方でもフリースタイルでカラオケできるなら万事OKです。

 

早く全力でカラオケできる日が来ますように。