灰色の殴り書き

昔の言葉で言うならチラシの裏です

お気に入り

世界一カッコいい男が世界一熱い47都道府県ツアーを俺の地元からスタートした話

新党革命のヒラ党員、灰色です。 TMR VOTE JAPANツアー初日終了直後、会場付近からお送りしています。 とりあえず忘れないうちに、今日の一番のメッセージを兄貴から各所でシェアするように頼まれているので、こう書いておきます。 「これからの奴らは安心し…

お気に入り記事タグ作りました

ここしばらく、日記とかでやたらめったら記事数が増えすぎて見返すにも収拾付かなくなってきたので、ただの愚痴とかじゃなく自分なりに考えてることをまとめた話とか、気合い入れて書けた本の感想とか、人から感想やコメントをもらえたりした記事とか、そう…

老人と木

ここに二種類の木の種がある。 一つは成長の早い、美しい花をつける樹木の種だ。 その花が一年のうちの短い期間だけ咲いたら、老いも若きもたくさんの人が刹那の美しさに酔いしれ、我先にと場所を取り合って酒盛りを始める。美しい国そのものを代表するよう…

自慢できることなんて一つだけ

今日はずっと行きたかったスパに行って、サウナでコロナ以来減りっぱなしだった最大HPを回復してきた。MPの方はフォロワーや友人(後輩)とのおしゃべりでケアできており、本当にありがたい限りだ。 スパに行くのは、人と遊ぶのよりも怖かった。家でゲームをず…

世界のグラデーションを見る目

浅学の身で仮に「賢さ」というものを定義するなら、その一つは世界のグラデーションを認識する能力、言い換えれば「目」ではないか。という話です。 またお前この話するのって感じですが、今自分が生きている現代が最も先進的で完全な倫理観アップデートがな…

先輩から後輩へ、過去から未来へ

以前からずっと心にあった信条は、子供が産まれて、自分よりずっと若くて尊敬できる友人が増えて、一層確固たるものになった。 人は、より若いもののために生きるべきだ。 動物が群れの子を懸命に守るように。 君臨していたボスがより若いものからの挑戦を受…

書いて 書いて 泣きやんだら(書くことの話・後編)

書くことの効果はすごい。 特に、ストレスを発散して気持ちを落ち着けたり、頭の中を整理するためには打ってつけだ。何も自己啓発本が言うようにビジネスのアイディアだの自己分析だのをする必要はない。きれいになんて書かなくてもいい。書いて少しスッキリ…

ブログの力と俺の反則(書くことの話・前編)

書くことの効果はすごい。 何度も始めようかと思っては断念していたブログ。友人の勧めもあり、案ずるより産むが易しと重い腰を上げて始めてみたら、これが本当に面白い。ありがたいことに、いつの間にかアクセス数は1万を超えていたようだ。 今までの30年余…

遊ぶことだけ考えようぜ

オミクロンでまた外出もままならなくなっちゃって、このどんよりと緊張感がいつ終わるのか分からないけど、いつかは明けると信じていたいものです。 今回はその時のために、今からコロナが終わったら(落ち着いたら)やりたいネタを思い浮かぶだけ書き留めてお…

てめえに魅力がないのなら(自分語り・後編)

直近二つ、ひたすら自分語りをする記事を書いたけれども、その途中で大切なことに気付いた。それを最後に書き記して、ハッキリさせておかないことには、どうしても終われない。 お前は気付いているか?お前は、一つだけの、最後の最後に守るべきラインを、踏…

矢印依存症(自分語り・中編)

前編から続く自己紹介です。小説でもないのに馬鹿みたいだけど。 今回はいつも以上に生理的嫌悪を引き起こす可能性が高いので、本当に本当に何でも笑い飛ばせる人だけお願いします。これを読んで絶交されても、何も文句は言いません。言えません。 どうも、…

聞いてくれよ、ここにいるから(自分語り・前編)

いつも「どんな話でも聞きたいです!」と言ってくれる心優しいフォロワーの言葉を120%間に受けて甘えた結果、ここから3回にわたってヤバいくらい気色悪い自分語りを展開します。現在進行形で病みが進行してるわけではないので、心配はご無用です。ただ内容は…

笑って泣いてメメントモリ〜「生ける屍の死」感想

「すまない、ちょっと死んでたもんで聞いてなかった。もう一回最初から話してくれるか?」ーージェイムズ・バーリイコーン またしても超絶面白い小説に出会ってしまった、という話。 今回紹介するのは山口雅也「生ける屍の死」。発表は1989年。同氏の作品は…

Everybody 好き勝手叫べ

誰の意見も、みんな違って、みんな気持ち悪い。だけど、それでいいんじゃない?という話。 病んでポエムばっかり吐く人、いるよな。苦しい、しんどいしか言わない人、いるよな。 みっともないかい?いい大人が見苦しいかい?自分ならSNSでそんな醜態を見せる…

頭の中の言語化装置にまつわるあれこれ

思考が先か、言葉が先か、みたいな話。 これについてのヒントになるような考え方が、昨年読んで気に入った本の中で少し触れられていたのを思い出した。 「自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術 (ディスカヴァー携書)」細川英夫…

キャラクターの好きムーブについて

タイトルの通りのことをただ並べるだけの記事です。具体例があるやつもないやつもあります。 1. 最高ムーブ男四天王編 ・「自分だけ置いていかれた」男 黄金期、全盛期とか言われる仲間たちが死んだりそれぞれの道に進んでしまった中、一人だけそれ以外の生…

友情謀略ラップバトル立身出世大河群像劇、「ダルタニャン物語」は「三銃士」の後からが面白いという話

『この世の中では、男も女も、そして国王も、現在に生きることが必要なのだ。われわれが未来に従って生きねばならぬとしたら、それは神にたいする場合だけなのだ。』(第11巻「剣よさらば」より引用) タイトルが長い! さて、先日「三銃士はろくでもない奴ら…

星野智幸「夜は終わらない」に飲み込まれた話

無我夢中になってページをめくる、という体験は、本を読む人なら誰でも身に覚えがあるだろう。それは小説に限らず、ノンフィクションかもしれないし、漫画かもしれない。 自分も、その内容がファンタジックなものか、あるいはリアル志向なものかを問わず、作…

三銃士がどうしようもない奴らだった話(A・デュマ「ダルタニャン物語」第一部感想)

信頼するフォロワーが狂ってたのが気になって、町中探し回って「ダルタニャン物語」(アレクサンドル・デュマ著 鈴木力衛訳)を読み始めた。以下、本作についての若干のネタバレを含みます。 本編は11巻にも渡る大作で、そのうち1〜2巻がかの有名な「三銃士」…

アウトプット偏重人生を振り返って

学生時代に打ち込んだことは、コミュニケーションです。 と書くと、控えめに言っても相当ダメな学生の就職面接自己PRのようだ。 また、一昔前には、 学生時代に打ち込んだものはキーボードです。 というのも流行っていた。今はスマホ全盛になって久しいので…

アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」が面白すぎて卒倒しかけた

タイトルの通りです。かすかにネタバレあります。 フォロワーから、お互いがハマっているゲームを含めて多くの作品のオマージュ元になっている作品なので是非読んだ方がいい、と言われたのをきっかけに、今日文庫を買いました。 もう、冒頭20ページから引き…

愛と感謝は大声で

愛と感謝は、いつでもはっきりと伝えるようにしている。 というわけで、いきなりタイトルの通りなのだが、「好き」とか「ありがとう」は極力言葉にして相手に伝えることをいつも心掛けている。ブレまくる自分の数少ない信条と言ってもいい。特に酒を飲んでい…

立ち止まって考える、加速の時代の現在地と処方箋〜トーマス・フリードマン「遅刻してくれて、ありがとう」感想

きっかけは、たまたま書店でタイトルが目についたからだった。 「遅刻してくれて、ありがとう。ーー常識が通じない時代の生き方」。遅刻してくれてありがとうとは、変わったタイトルだ。その後帰宅してちょっと検索したら、どうも面白そうだ。というわけで、…

作品との運命的な出会い方を考える

小説、漫画、アニメ、映画、音楽……ジャンルを問わず、ある作品と「運命的に出会う」ということがある。 まるで自分のことのように、描かれている状況に親近感を覚えるとき。苦しい中に差し込んだ一筋の光のように、作品が提示するメッセージが輝いて見えると…

組織で働く全ての人への、正義のエール。今野敏「隠蔽捜査」シリーズ1〜3作目感想

竜崎伸也は警察官僚である。(「隠蔽捜査」文庫版表紙裏冒頭より) 仮面ライダー、本郷猛は改造人間である。(「仮面ライダー」OPより) だいたい一緒だ。 このところ、活字を読むリハビリも兼ねて、大学時代以来10〜11年ぶりに今野敏の小説を片っ端から再読しは…

闇夜にきらめく超闘士

25年前のあの頃。僕にとっての一番新しくて一番カッコいいウルトラマンは、鎧をまとい、黄金に輝いていた。 こんにちは、灰色です。何かいいブログのネタがないかなと思っていたところ、「今週のお題」なるものがあることを知りまして、今回のお題は「一気読…

NO MORE 自責思考

自責思考、とか、自責型人間(人材)、とかいう言葉がある。 簡単に言うと、何か問題が起きたときに、またはある状況に対して、それを他人ではなく自分に責任があるとする考え方や、そういう思考法を実践する人間(人材)のことだそうだ。 クソくらえ、と思…

一億総メンタルヘルス時代に向けて

メンタルを崩し、休職して2ヶ月と少し経った。 自分の中では、なぜここまでの状態になったのか、何が決定的だったのか、ということも、概ね整理がついてきた。 幸い、たくさんの人に優しい言葉をかけてもらい、リハビリと称した雑談に付き合ってもらい、平日…